Indeedアカウントの削除方法を解説! 掲載したいのに掲載できない場合の原因もご紹介! COLUMN

Indeedアカウントの削除方法を解説! 掲載したいのに掲載できない場合の原因もご紹介!

昨今、急速にそのユーザーを拡大しているIndeed(インディード)。
誰でも簡単にアカウントを開設できるIndeedですが、退会方法が分からずにお困りの企業様や、
掲載したはずなのに求人がIndeedに載っていないという企業様も多いのではないでしょうか。

本記事では、アカウント削除の手順や注意すべきポイント、Indeedに掲載されない原因を詳しく解説します。

目次

Indeedアカウントの削除方法

具体的なアカウントの削除方法

Indeedのアカウントを削除するためには、Indeedのクライアントサクセスチームにリクエストを送信する必要があります。

そのために、コチラのURLをクリックしてください。
遷移先のページでは、以下の画像のような質問項目が用意されています。

必要なサポートに「アカウントの無効化」を選択した上で貴社の情報を記載すると、Indeed社がアカウントの無効化(アカウント削除)の対応を行います。

自動掲載(クローリング)の場合

Indeedの掲載方法は、主にIndeedに直接原稿を掲載する「直接投稿」と、自社サイトなどをIndeedに読み取ってもらう「クローリング」の二通りです。

貴社の掲載方法がクローリングである場合、掲載元の求人原稿を削除することでIndeed上の原稿も掲載されなくなります。

ただし、クローリング元の求人情報を削除してからIndeedの情報も同様に削除されるには時間がかかる場合があることに留意する必要があります。

クローリングについての詳しい情報は以下の記事をご参照ください。

参考:Indeedに自社サイトをクローリングさせる方法

Indeedアカウント削除後の注意事項について

ここまでIndeedのアカウントを削除する方法について解説しましたが、Indeedはその仕組み上、アカウントを削除するデメリットは大きいです。

そのため、基本的にはアカウントを削除しないほうがいいでしょう。

以下に、その理由をご紹介します。

削除したアカウントは復活できない

Indeedのアカウントは一度削除してしまうと復活させることができません。そのため、採用を停止する場合や有料掲載を終了したい場合は、後述するアカウントを削除しない方法を選択することをおすすめします。

求人情報や応募履歴など、過去のデータを閲覧できなくなる

アカウントを削除してしまうと、これまでの求人情報や応募履歴がすべて消えてしまいます。当然、掲載を再開する際には求人原稿を一から作り直さなくてはなりません。

また、応募データの無い中で採用を再開するため、過去のデータを参考にできず、応募効果を高めるまでに時間がかかってしまいます。

そのため、どうしてもアカウントを削除する必要がある場合は、データのバックアップを取っておくと良いでしょう。

有料掲載でチャージしていた費用の払い戻しはできない

Indeedの有料掲載を行っていた場合、一度Indeedのアカウントを削除してしまうと、アカウントを再度作成した場合でもチャージ額の払い戻しや使用はできません。

有料掲載をしている場合は、チャージ額を把握した上でアカウント削除の判断をするべきでしょう。

繰り返しになりますが、あくまでアカウントの削除はしないことをおすすめします。

アカウントを削除せずに求人募集を停止する方法

アカウントを削除したい理由が採用ストップである場合、Indeedのアカウントを削除せずに求人募集を停止すると良いでしょう。

以下に、その方法についてご紹介します。

掲載ステータスを変更する

Indeedの原稿は、「募集中」「下書き」「終了」という3つのステータスのいずれかを選択する必要があります。

このうち、「下書き」または「終了」を選択することで求人募集を停止することが可能です。求人募集を停止すると、有料での課金も同時に停止します。

ステータスは、アカウント登録をしたメールアドレスとパスワードを用いてIndeedアカウントにログインし、各求人のステータスをクリックすることで変更することができます。

求人原稿を削除する

Indeedの求人原稿を削除することによっても、Indeedの求人募集を停止することができます。

求人原稿の削除は、先ほどと同様にIndeedのアカウント内にて行います。各求人の一覧ページにおいて該当の求人原稿を選択・削除することで掲載を停止することが可能です。

アカウント削除との違いは、求人原稿の削除の場合は求職者の応募履歴の確認やチャージ額の使用が可能である点です。

Indeedのアカウントを再度作成する対処法

Indeedのアカウントを削除した後に再度必要になった場合は、アカウント作成をやり直す必要があります。

コチラのURLからメールアドレスとパスワードを設定するだけで簡単に作成できますが、前述した通り以前のアカウント情報は消えているので注意が必要です。

また、費用をかけた求人募集を停止したい場合であっても、Indeedは無料で掲載することも可能です。

Indeed掲載にお悩みの企業様はぜひ、クイックにお問い合わせください。

参考:Indeed(インディード)の求人掲載方法 | 無料で効果を最大化するコツを解説

Indeedの無料掲載をしたいのに掲載されない理由

Indeed上には掲載原稿も数多くあるため、掲載はされているものの表示順位が低いだけのことも多々あります。
その場合はぜひ、掲載効果を高めるため、有料オプションの検討も含めてIndeedの代理店にお問い合わせください。

一方で、実際に原稿掲載がされていないケースも十分に考えられます。Indeedの掲載が適切に行われていない場合、いずれかの掲載ルールに抵触している可能性が高いです。

以下に、Indeedの掲載ルールについてご紹介します。
※2024年1月時点での情報をもとに作成しております

求人掲載基準に抵触している

Indeedは、「Job seeker first(求職者第一主義)」を理念として掲げており、質の高い求人を求職者に届けることを最優先としています。

求職者にとっての求人原稿の質を担保するため、Indeedは以下のような求人掲載基準を設定しています。

求人掲載基準に抵触する原稿についてはIndeed社から情報の追加を求められたり、場合によっては求人検索結果から削除されてしまうため注意が必要です。
※引用元:Indeed社HP『求人掲載基準』

掲載できるのは求人情報のみ Indeed では、求人以外の投稿を禁止しています。

求人情報ではないコンテンツには、研修や教育の案内、フランチャイズの募集、マルチ商法、求職者による雇用依頼、募集が終了している求人、実際に人材を必要としているわけではない求人が含まれますが、これらに限定されません。

情報は正確かつ詳細に記載しなければならない 求職者を欺いたり、具体性を欠いたり、誤解を招いたり、情報が不足している求人の掲載は認められません。
投稿できるのは正当な権限を有する当事者のみ 承認を得ていない当事者が、採用企業の代理で求人を掲載することは認められません。

Indeed の検索結果に表示される求人はいずれも、募集を行っている企業の承認を受けた担当者が投稿する必要があります。採用企業の代理で採用活動を行う第三者は、採用企業との関係が求職者に誤って伝わることがないように、自らの身元を明確にする必要があります。

採用企業からの直接求人が優先される 求職者と採用企業をつなぐプラットフォームを提供することが Indeed の目的であり、Indeed は両者を可能な限り直接的な方法でつなげられるように努めています。Indeed は多くのコンテンツプロバイダーと提携することにより、求職者に質の高い求人コンテンツを提供していますが、採用企業の直接投稿求人を優先して取り扱います。
求職の過程で手数料を課してはならない 求職活動において、求職者が不当な金銭を要求されることがあってはなりません。求職者に手数料や必須の研修費などを課すことは、違法行為とみなされる可能性があります。
職種名および仕事内容の説明を適切に記述しなければならない Indeed では、職種名と仕事内容が詳細かつ正確であり、適切な形式で記載されている求人を評価します。

クリックベイトや仕事内容に無関係な詳細は職種名に含めないようにしましょう。仕事内容には主に職務の詳細について記載し、求人とは無関係な職種や企業情報には焦点を当てないでください。

求人投稿に不快感を与えるコンテンツを含めてはならない 求人には不快感を与える内容(露骨、わいせつ、性的、蔑称的な表現など)を含めないでください。不快感を与え、わいせつまたは違法な内容を求職者や採用企業に対して表示する求人、コンテンツ、メッセージは、本ガイドラインに違反します。
Indeed の検索結果を操作してはならない 採用企業が検索結果を操作して求人へのトラフィックを増やそうとする悪質または意図的な行為が判明した場合、求人の露出が低下します。
Indeed では差別行為が固く禁止されている 求職者の評価は、職務を正常に遂行する能力とは無関係の要因ではなく、スキルと経験に基づいて行われる必要があります。

Indeed ポリシーに抵触している

前述した求人掲載基準は多くの求人メディアでも同様のルールが規定されていることが多く、一般的な求人掲載のルールと言えますが、IndeedにはIndeed ポリシーという独自の掲載ルールがあるため、こちらは特に注意が必要です。

Indeed ポリシーはコチラからご確認いただけますが、ここでは違反してしまうことの多いポリシーについてご紹介します。

複数勤務地での求人掲載

Indeedでは、「具体的かつ正確な勤務地」に求人を投稿することが求められています。表示回数を増加させるために1つの勤務地に対して複数の勤務地で原稿を展開することは、掲載を停止されることの原因の1つです。

勤務地1つに対して、1つの原稿を投稿するようにしてください。

【NG例】
東京都渋谷区のIT企業が、渋谷区の自社オフィスで勤務するソフトウェア開発者を募集するために求人を東京都渋谷区で投稿。
応募を増やすため、同じ求人をオフィスの実在がないエリアである愛知県名古屋市と北海道札幌市にも投稿。

重複求人

重複した内容の求人投稿はできません。

原稿の仕事内容(仕事内容及びアピールポイント)の部分が6割以上重複していると、雇用形態や給与条件が明確に異なる場合でも、原稿が非表示になる可能性があります。

※タイトル(職種名)の複製もこれに該当します。

1つの求人に対しては、1つの原稿のみを作成するようにしましょう。

包括的な募集(採用ポジションを特定していない求人)

Indeedでは1求人につき、1職種・1勤務地・1雇用形態の掲載を重視しています。そのため、複数の異なる職種・勤務地・雇用形態で募集を行う場合には、それぞれ個別の求人票を作成してください。

※Indeedには、同時募集という概念はありません。

質の低い職種名

必要以上の情報やクリック誘発目的のキーワード、!などの記号を含む職種名の求人は、非表示になる場合があります。

掲載を落とされてしまわないために、職種名は「採用したい役職の職種名」だけを記入するようにしましょう。

どのような文言を入れてはいけないのかについては、以下の例をご参考になさってください。

※参考:Indeed社HP:『ポリシー – 質の低い職種名
【よい職種名の例 】
フロント受付
ソーシャルメディアマネジャー
医療機器設計技術者
HR ビジネスパートナー

【質の低い職種名の例 】
倉庫作業員 (急募!)
整備士、時給 1200円、有給休暇あり
カスタマーサービスエージェント – 即日採用、今すぐご応募ください

キーワードスタッフィング

Indeedは、キーワードを用いて原稿表示をさせる仕組みであるため、その特徴を踏まえて原稿を羅列している求人原稿が散見されます。

しかしIndeedでは、誤解を招きやすく、不正確な検索結果につながる可能性があるため、キーワードを羅列するキーワードスタッフィングを推奨していません。

過剰なキーワードを含む求人は、原稿が非表示になる場合があるため、むしろ掲載効果を悪化させてしまうため避けるべきです。

※NG例:Indeed社HP:『ポリシー – キーワードスタッフィング
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再掲載

採用企業が同じアカウントで最近掲載した求人(または掲載中の求人)を投稿することを、再掲載と呼びます。
求人を過度に再掲載したり、常習的に再掲載すると、求人の露出が低下する可能性があります。

Indeed社から再掲載までの明確な期間の情報は開示されていませんが、掲載後2週間以上の間隔をあけないとポリシー違反とみなされる可能性が高いです。

そのため、Indeedで妥当な期間求人掲載をした原稿のみを再掲載する、効果的な職種名・仕事内容にするなど候補者を惹きつけるための工夫をするなどの対応により、再掲載を回避するようにしましょう。

Indeed 掲載規定に違反している

掲載基準やIndeed ポリシーを順守した上で掲載が成されない場合、そもそも掲載してはいけない求人の場合が考えられます。

コチラのIndeed社HPによると、以下のような求人はそもそも掲載できないルールになっています。

・求職者が選考過程で費用を支払う必要がある場合
・人種、国籍、信条、性別、社会的身分などを理由として差別的な取扱をする求人
・フランチャイズ・代理店などのビジネスパートナー募集など求人募集ではないもの
・成人向けまたは性的な商品・サービスに関わる求人
・連鎖販売取引(マルチレベルマーケティング・など)関連の求人
・過度に個人情報を求める求人(クレジットカード情報、マイナンバーなど)
・治験・覆面調査の求人
・いわゆる「求人広告」ではない合同企業説明会などのイベント告知
・過度に個人情報を求める求人(クレジットカード情報、マイナンバーなど)
・ポイント払いなど金銭以外で報酬が渡される求人
など

これらの条件に該当する求人についてはそもそもIndeedへの掲載が禁止されているため、Indeed以外の手法をご検討くださいませ。

審査中・クローリング待ちの状態である

Indeedは掲載準備を終えた後、求人が適切であるかの審査を行います。Indeedによる原稿の審査は基本的には即日で完了することが多いものの、場合によっては数日かかることもあります。

また、Indeedの審査をクリアした後も、ATSや自社サイトを経由してIndeed掲載を行う場合には、原稿がIndeedにクローリングされるタイミングを考慮する必要があります。

数日経っても掲載されない場合は、コチラからIndeed社へお問い合わせをしてみてください。

参弊社独自の求人管理システムQ-mate上のフォーマットに沿って採用サイトを制作していただくことにより、Indeedにクローリングされないリスクを軽減することが可能です。

クローリング基準を満たしていない

Indeedに原稿がクローリングされるためには、クローリング基準を満たしている必要があります。
以下に、クローリング基準の一部をご紹介します。

その他の基準についてはコチラの記事をご覧ください。

・自社HPに採用ページが設置されている
クローリング対象となるためには、原則として自社HPに採用ページが設置されている必要があります。

他社運営サイトに掲載されている求人情報は、基本的にはクロールすることはできません。

・求人情報が画像ではなくテキストで記載されている
クローリングでは求人情報のテキストを読み込むため、画像やPDF形式の求人情報はクローリングの対象となりません。

・1職種×1勤務地ごとに固有のURLが設置されている
Indeed ポリシーでも記載のある内容ですが、1求人ごとにURLが指定されている必要があります。

Indeed上に表示される際にも、それぞれ別の求人情報として表示されます。

求人が90日以上経過している

Indeedに掲載された求人原稿は、90日が経過すると児童で掲載が停止されます。Indeed で90日以上掲載された求人情報を続けて掲載するためには、再掲載をする必要があります。
この際、求人情報を更新することを忘れずに行ってください。

参考:Indeed社HP:『求人が Indeed に掲載されていません。』

最後に

本記事では、Indeedアカウントの削除方法と、無料掲載したいのに掲載がされない場合の原因について解説しました。

Indeedアカウントについては簡単に削除できるものの、あくまでアカウント削除ではなく原稿の停止などの対応をすることがおすすめです。

また、無料掲載がなされない事象については、Indeedへの掲載ルールに抵触している理由が考えられます。

特にIndeedの掲載ルールについては他の求人メディアには見られない独自の内容も多いため、自社での対応が難しい場合にはぜひIndeedの代理店にお問い合わせください。

弊社クイックは、求人原稿の作成に強みを持つリクルートのトップパートナーとして唯一、Indeedの認定パートナーとして最上位ランクの「プラチナムパートナー」に認定されております。

求人掲載規定を把握した上での求人原稿の作りこみに加え、Indeedについても掲載ルールの把握や運用ノウハウなど、ご支援できる内容は多岐にわたります。

Indeed掲載にお困りの企業様はぜひ、クイックにお問い合わせくださいませ。

セミナー情報

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