外国人採用のためのIndeed活用術 COLUMN

公開日:2023.02.24

更新日:2024.02.14

外国人採用のためのIndeed活用術

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目次

1.外国人採用の実態

少子高齢化により生産労働人口が減少し、人手不足に悩む企業が増えています。

人材不足が叫ばれる昨今、人材採用に課題意識をもつ企業も増えているのではないでしょうか。

そんな中、訪日外国人の増加や2019年の入管法改正により、「外国人採用」への注目が高まっています。

実際、以下の「在留資格別外国人労働者数の推移」を示したグラフからは、外国人労働者数が増加し続けていることが分かります。

(出典:厚生労働省 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ

新型コロナウイルスの流行を経ても外国人労働者数は増加傾向を示し続けており、直近10年間で2倍以上も増加しました。

特に2019年4月に新設された「特定技能」により受け入れが可能になった12業種においては、外国人採用が益々活発化することが予想されます。

2.外国人採用に関する企業評価

外国人採用が重要性を増している中、実際に外国人を雇用している企業からの評価はどうなっているのでしょうか。

既に外国人労働者を雇用している企業に対して「今後の外国人採用の方針」を質問したアンケートでは、「今よりも雇用を増やしたい」と回答した企業割合が45.6%、「今よりも雇用を減らしたい」が4.7%と、肯定的な意見が否定的な意見を大きく上回っています。


(出典:株式会社日本政策金融公庫 外国人労働者の雇用に関するアンケート調査結果

また、株式会社マイナビグローバルによる外国人材の入社後活躍に関する調査では「普通」を含めた肯定的な評価が8割を越えました。


(出典:株式会社マイナビグローバル 企業の83%が外国人材の活躍を評価。雇用視点で見る外国人労働者の実態

外国人採用ならではのハードルも想定される中、実際に外国人採用をしている企業からのポジティブな意見は、今後の外国人採用の活性化に影響を与えると考えられます。

このように肯定的な意見が多く見られる外国人採用ですが、人材確保のための18の対策を優先度が高い順番に並べたアンケートでは、「外国人を雇用している企業」と「現在は外国人を雇用していないが雇用を検討している企業」において、回答結果に大きな差が見られました。


(出典:パーソル総合研究所「外国人雇用に関する企業の意識・実態調査」

「外国人を雇用している企業」では上位3つのいずれかに「外国人採用・活用強化」を選択した企業が41.2%に上り、外国人採用への意欲の高さが伺えます。

一方で「現在は外国人を雇用しておらず、今後外国人雇用を検討している段階の企業」ではその値は9.2%に留まりました。

外国人雇用をしている企業としていない企業間での意識の差が見られ、今後の外国人採用の重要性の高まりを考えると、非雇用企業での意識変革が肝要であることが分かります。

3.外国人採用の特徴

ここまで外国人採用の実態とその企業評価についてご紹介してきましたが、ここから、外国人採用における特徴を2つご紹介します。

3.1.採用に関する特徴

外国人労働者を採用する際の特徴の1つは、雇用手続きが異なることです。

例えばビザの取得や海外のエージェントとのやり取りなど、日本人採用の際には発生しない業務が存在します。

また、場合によっては生活面も含めた支援体制を整える必要もあり、採用・雇用に関する手続きは煩雑化する可能性があります。

一方で外国人労働者にターゲットを広げることにより応募数の増加や採用活動の短期化、助成金の活用などが可能となり、採用コストの削減が期待できます。

厚生労働省による賃金構造基本統計調査では、外国人労働者全体の平均年齢は32.7歳であり、技能実習生に関しては平均年齢が26.9歳と非常に若いです。

日本の平均年齢が48.6歳であることを踏まえると、外国人労働者の採用は若年層の獲得を求める企業にとっても有効な採用戦略の1つであると言えそうです。

3.2.入社後活躍に関する特徴

外国人採用の入社後活躍に関する特徴の1つは、「文化や習慣の違いが存在すること」です。

日本は世界でも屈指のハイコンテクスト文化と言われており、察することを前提としたあいまいな表現は異なる文化圏の方にとって負担となります。

コミュニケーションの取り方の違いは離職やトラブルの原因となることもあるため、多様性を受け入れる仕組み・体制づくりが重要です。

このような多様性を受け入れるための仕組み・体制づくりは社内の体制や労働環境の改善にも繋がるため、長期的な視点からは会社に肯定的な影響を与えると考えられます。

また、入社後活躍において外国人労働者の採用がもつ強みは、「訪日外国人への対応」と「海外進出への足がかり」です。

外国人の顧客や取引先とのやりとりにおいて、実際にその国の言語や文化を理解している外国人労働者が関わることにより業務がスムーズに進行することが期待できます。

また、海外進出を検討している企業にとっては、その国の出身者を採用することで現地の情報や文化、言語などへの理解がすすみ、海外進出の大きな助けとなります。

4.外国人採用にIndeedが向いている理由

ここまで外国人採用についての実態や評価・特徴について紹介してきましたが、外国人採用を成功させるためにはIndeed(インディード)がおすすめです。

ここから、外国人採用にIndeedが向いている理由とその活用方法について解説します。

4.1.世界的に認知度が高い

Indeedは世界No.1の求人検索サイト*として、毎月3億 人以上のユニークビジター を記録しているサービスです。

人材サービスの中で圧倒的な認知度を誇るため、外国人労働者が仕事探しをする際にも想起されやすく、Indeedを活用することで求人情報を届ける求職者の数を増やすことが期待できます。

*Comscore, 総訪問数, 2021年9月

4.2.閲覧される可能性が高い

前述した通り世界中で利用されているIndeedですが、日本国内においても月間訪問者数2,020万**以上と、圧倒的なユーザー数を誇ります。

IndeedはSEO対策が強く、Googleなどの検索エンジン上で例えば「●●市 求人」と検索をするとIndeedの原稿が上位表示されることが多いです。

Google上での求人検索、Indeed内での検索の2通りの求人表示の仕方があるため、様々なユーザーへのアプローチが可能となります。

また、Indeedは、求職者は自由なキーワードを検索窓に入力して求人検索をします。

求職者が自由にキーワードを選択できるため、外国人の方も求人原稿を探しやすい仕組みとなっています。

更に、他言語での検索や海外からの検索にも対応しているため、求める日本語能力や在住地などの制約を受けずに原稿を表示することが可能です。

**SimilarWeb, 総訪問数, 2022年12月

4.3.伝達可能な情報量が多い

Indeedは原稿に記載できる文字数に制限がないため、日本語での求人内容と併せて採用したいスタッフの言語に合わせた翻訳を掲載する事ができます。

他言語を併記することは、日本語能力を必要としない業務での応募獲得や、仕事内容に関して求職者との間に齟齬を生まないための措置として有効です。

また、間接的にある言語の話者に対するアプローチにもなるため、特定の言語に馴染みがある方を採用したい際にも活用できます。

テキストだけでなく、Indeedは写真の添付も5枚までと非常に多いことが特徴です。

勤務地や勤務環境のイメージが異なる外国人の方への情報伝達の方法として写真は非常に有効であるため、Indeedの活用が外国人採用のためにはおすすめです。

5.外国人採用のIndeed掲載ポイント

日本人採用の際に重要な仕事内容の明確化などに加え、外国人採用ならではのIndeed掲載ポイントを紹介いたします。

5.1.具体的な内容を記載する

求人原稿の内容があいまいであることは外国人にとっての負担となります。

特に、応募に必要な言語のレベルについては明確であることが肝要です。

そのため、必要な言語レベルを資格名を用いて記載することに加え、求められる言語レベルがはっきりと分かるような仕事内容の記載の仕方が大切です。

例えば「ホールスタッフ」の募集において、配膳ができればいいのか、オーダー確認もあるのか、などの仕事内容により必要な言語レベルが異なるからです。

また、正社員採用の場合では、日本国内では総合職採用が一般的に行われています。

そのため、専門職採用が主要な外国人にとって仕事内容へのギャップに繋がりかねません。

従って、総合職採用であることの明示や想定される業務内容の記載をすることが重要です。

これらの情報については前述した通り、他言語での翻訳を併記することがおすすめです。

5.2.外国人へのメリットを記載する

外国人が自社で働く際のメリットを記載することで応募意欲を高めることが可能です。

例えば既に外国人労働者を雇用している場合にはその事実を伝えることで安心して応募してもらえる可能性が高まります。

また、外国人向けの福利厚生がある場合には原稿内でしっかりとアピールしましょう。

例えば、宗教を考慮した食堂や日本語レッスンのサポート、日本語能力試験の受験料や参考書代への補助など、外国人にとって嬉しい社内の制度は原稿内に漏れなく記載することでより多くの応募を獲得することができます。

5.3.WEB面接機能を活用する

また、外国人が日本で仕事探しをするにあたって知りたいこと、確認しておきたいことは日本人の場合よりも多いことが予想されます。

そのため、かっちりとした面接だけでなく、ラフな状態で会話をするカジュアル面談などの実施も検討してみても良いかもしれません。

その場合、Indeedで活用できる機能としてWEB面接機能があります。

WEB面接機能を活用することで、移動や面接環境の準備などの負担を抑えてコミュニケーションを取ることが可能です。

また、リラックスした状態で会話ができるため、面接外のカジュアル面談にも適した機能です。

6.まとめ

今回は外国人採用にIndeedが適している理由と掲載方法についてご紹介しました。

弊社クイックは、Indeedの運用実績が豊富なパートナーとして、Indeed 認定パートナーの中で最上位ランクの「プラチナムパートナー」に認定されており、無料のセミナーも開催しております。

Indeedにお困りの企業様はぜひ、お問い合わせください。

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