Indeedとは?(Indeedの特徴)

Indeedは求人専門の検索エンジンです。
求人情報しか出てこないGoogleのようなもの、とご理解いただけると感覚的には近いです。
求職者は、キーワードと勤務地を入力するだけで、条件に合致した大量の求人を一覧することができます。
【さらに基礎から学びたい方向けの記事】
Indeedとは?|図付でやさしく解説:概要から求人の掲載方法、スポンサー求人の仕組みまで
求人サイトの求人情報も、Indeedの検索結果に表示される
また検索結果には、
様々な求人サイトから転載された求人内容も表示されます。
タウンワークをはじめとして、様々な求人サイトの求人広告がIndeedには転載されています。
このように、IndeedではWeb上にある、様々な求人情報をまとめて検索できるため、仕事を探す求職者にとって利便性が高く、結果的に月間約3000万ユーザーという圧倒的な集客力を実現しています。※2020年4月
アルバイトから正社員までIndeedで採用OK!すべての雇用形態に対応
Indeedには様々な求人が集約されています。
利用するユーザーも、正社員希望の人からアルバイトやパートを探す人まで多種多様です。
求人を掲載すると、求人内容がマッチすると思われるユーザーに、Indeed側が自動で、求人情報を表示してくれるため、あらゆる雇用形態・あらゆる職種のマッチングが可能となっています。
Indeedの登録方法と、求人を無料掲載する手順
ここからIndeedに求人を無料掲載する流れをご説明していきます。
※登録の過程で、求人情報や仕事内容の入力を求められますので、過去に出稿したときの広告文面などを、お手元に準備しておくことをお勧めします。
★こちらより求人票を作るためのフォーマットをダウンロードいただけます。
コピー&ペーストして内容にそって情報を入力していけば、求職者にきちんと伝わる求人票を作成することができます。
STEP.1/Indeedの求人掲載ページを開く
Google検索でIndeedと検索して、「求人広告を掲載」を選択。
Indeedのサイトが開いたら、青色のボタン「今すぐ掲載」をクリックします。
STEP.2/ログインorアカウント作成

ログイン画面が出てきます。
初めて利用する方は、メールアドレスを入力してパスワードを設定してください。
STEP.3/企業情報と募集職種の入力
ログインすると最初に基本情報の入力を求められます。
・会社名
・従業員数
・お名前(代表または担当の方)
・電話番号
・弊社をどこでお知りになりましたか?(ただのアンケートです)
「続ける」ボタンを押すと、続いて求人に必要な情報も入力を求められます。
・募集する職種名
・職種カテゴリー(選択します)
・会社名
・勤務地
STEP.4/応募受付の設定
次は応募の設定です。
・応募の受付方法(メールor会社窓口への直接応募)
・電話でのお問い合わせ&応募を受け付けるかどうか
・応募形式(1分簡単応募・通常応募)
※応募形式は「1分簡単応募」がおすすめです。
名前(ふりがな)・生年月日・電話番号・メールアドレスなどでエントリーを受け付ける方式です。
履歴書を事前に提出させたり、任意の質問項目を設けたりしたい場合のみ「通常応募」を選択するようにしてください。
※「通常応募」の場合、応募の手続きが大変になるぶん応募途中での離脱が多くなります。
STEP.5/雇用形態と給与、仕事内容の入力
・雇用形態(選択します)
・給与(年収や月給など選べます)
雇用形態と給与を入力したら、次のページでは具体的な求人内容を入力します。一般的な求人広告に掲載される内容をイメージいただけると分かりやすいと思います。
・仕事内容及びアピールポイント(30文字以上)
・求める人材(任意)
・勤務時間・曜日(任意)
・交通アクセス(任意)
・待遇・福利厚生(任意)
・その他(任意)
・タグ選択(最大3個まで)
<タグの種類>
シニア応援/社員登用あり/昇給・昇格あり/残業なし/週1日からOK/週2~3日からOK/シフト自由・選べる/高収入・高時給/交通費支給/即日勤務OK/急募/駅から5分以内
任意の項目が多いですが、空欄ばかりだと効果はなかなか見込めません。
ここで入力された内容をもとに、Indeedのシステムが求職者とのマッチングを図るため、「元となる情報が少ない=求人があまり表示されない」となってしまいます。
STEP.6/応募者への質問項目の設定

次は、応募者への質問項目を設定します。
・生年月日
・性別
・氏名のふりがな
・職務経験
・学歴
・勤務地
・資格・免許
・言語
入力したらプレビュー画面で内容を確認します。
問題なければ先に進んでください。
STEP.7/スポンサー求人の利用の有無を決定

最後にスポンサー求人広告の設定画面が出てきます。
無料で掲載する場合は、他の部分には何も触らずに、画面のすみに小さく書かれている「無料で求人を投稿する」を選択すれば完了です。
あとは応募が来るのを待ちましょう!
無料掲載のIndeedで、効果を最大化する方法
せっかくなので、無料掲載でIndeedの効果を最大化する方法についてもお伝えしておきます!
もしよろしければお試しください。
Indeed効果アップ手法① 転職者のプロフィールを列挙する
「元飲食店スタッフも活躍しています」
「元事務スタッフも活躍しています」
など、社員の前職をたくさん書いておくと、
キーワードでヒットしやすくなるのでお勧めです。
単純ですが、目に見えて効果が出やすいテクニックです。
Indeed効果アップ手法② 応募時の入力項目を減らす
応募時に入力する項目を最小限までしぼることで、気軽に応募できるようにします。
仕事のモチベーションは高くても、いまの職場が激務のために、合格するかどうかも分からない求人応募にパワーなんてかけられない、という人も世の中にはたくさんいます。
どうしても必要な情報は、応募後に電話確認、または必要書類の提出依頼をするようにしてください。
対応を少し工夫するだけで、応募数を減らさずに済みます。
Indeed効果アップ手法③ 1つの求人を分割して掲載する
こちらは求人情報を投稿する際のテクニックです。
【求める資格ごとに求人を作成する】
たとえば、トラックドライバーを募集する場合。
2tトラック、4tトラック、10tトラックでそれぞれの求人を3本にわけて掲載するということです。
運転するトラックのサイズが変われば、積み荷が変わったり、配送距離が変わったり、必要な免許(中型・大型など)が変わったりすると思います。もちろん給与も。
Indeedの一覧に求人情報が表示されたときに、
「トラックドライバー 月給20~50万円」と書かれているのと「10t長距離ドライバー 月給40~50万円」と書かれているのでは、見え方が全然違ってしまうことがお分かりいただけると思います。
たくさん稼ぎたい大型免許をお持ちの方は、当然、10tのほうに注目するはずです。
【求める経験別に求人を作成する】
たとえば営業職を募集する場合。
経験2~3年の人と経験6~8年の人とでは、任せる職務の範囲が異なるのではないでしょうか。
給与も違うはずです。
これも2つの求人に分けて、それぞれの仕事内容や待遇を詳細に提示したほうが、求職者とマッチングしやすくなるため、表示回数も応募率もアップします。
※ただし、仕事内容が同一で待遇のみ変更がある場合は、同様の求人とみなされ削除依頼を受ける場合がありますのでご注意ください。
【雇用形態ごとに求人を作成する】
たとえば飲食店のスタッフ募集の場合。
同じ職種であっても、正社員やアルバイトで仕事内容や求められるスキルレベルが異なる場合があると思います。
アルバイトさんは簡単な接客と調理補助のみ。
シフト制で週3日。給与は時給制。
一方で、正社員の方は接客も調理もしますし、スタッフの教育やシフト管理もします。
隔週休2日で給与は月給制。
となれば、これも求人をわけて記述したほうが、それぞれの求職者に対してマッチングしやすくなります。
【注意:有料と無料で、Indeedの効果アップの手法は異なります】
無料でIndeedを利用する場合は、1件でも多く求人が閲覧されるように、求人文面に色んな要素を盛り込んだほうが効果は出やすくなります。
一方、有料でIndeedに掲載するときは、ターゲットではない人が求人をクリックするとお金を損してしまうため、できる限り無駄なクリックが発生しないように配慮しながら運用する必要も出てきます。
無料掲載についての内容はここまでですが、
Indeedの無料版を使いこなすためにも、以下の無料と有料の違いについても、ぜひ知っておいていただきたいです!
お時間がない方は、いったんこの記事をブックマークしていただくことをお勧めします。
Indeedの仕組みについて(無料掲載と有料掲載の違い)
次は、Indeedの有料と無料の差について解説していきます。
まとめると、Indeedを有料掲載するメリットは以下の3点です。
スポンサー枠に求人が表示され、クリックされやすくなる
Indeedの求人一覧はこんなふうになっています。
目立つ位置に有料で掲載している求人情報が表示されて、そのあとに無料掲載の求人が表示される仕組みです。
上記の画像には表示されていませんが、無料枠からさらにページを下にスクロールすると、ページの終わり部分にもスポンサー枠があります。
ページの最初と最後は、求職者に注目されやすいためです。
このように、Indeedは有料掲載した企業が有利になる仕組みになっています。
※Indeed社によると、有料掲載することで、無料掲載と比べて最大で5倍のクリック(求人閲覧数)が得られるとのことです。
どんなキーワード経由で、求人がクリックされたかが分かる

有料利用すると「求人アナリティクス」という、効果情報ページを閲覧できるようになります。
こちらのデータは、Indeedが毎月末締めでデータを自動集計し、公開してくれるレポートです。※更新タイミングが月1回のため、リアルタイムの計測データは見られません。
※2019年2月より求人アナリティクスの公開が中止されました(過去のデータは今でも見られます)
代わりに「労働市場分析」という新機能がリリースされました。↓
アナリティクス画面の一番下に項目が追加されています。
国と職種名と都道府県を指定すると、以下の項目が閲覧できます。
・求人数(選択した職種と勤務地で、先月にクリックされた求人の数)
・求職者数(選択した職種と勤務地で、先月にクリックした人の数)
・求職者のデバイス(モバイル経由の割合)
・平均給与(選択した職種と勤務地の過去36ヶ月間のデータ)
・クリック数上位の人気検索キーワード(選択した職種と勤務地で、先月、クリックにつながったキーワード)
・クリック数上位の人気採用企業(選択した職種と勤務地で、先月、クリック数の多かった企業)
求人アナリティクスとほぼ同様の分析が可能ですし、求人数や求職者数、平均給与などが一覧できるので、以前よりも便利になったと感じる方も多いのではないでしょうか。
Indeedの有料掲載では、労働市場分析データを元に、求人文面の見直しやクリック単価の調整を繰り返すことで、より安く多くの応募を獲得できる仕組みになっています。
<労働市場分析には利用条件があります>
前月に基準額以上のスポンサー求人利用がある企業だけが使える機能です。
金額の基準は、以下の「注目の企業」枠と同額です。
※例:1~25件の求人掲載数であれば月間で25万円以上の利用が必要
「注目の企業」枠を使って、クリック促進できる
Indeedで一定金額以上の利用をしていると、「注目の企業」枠に、企業情報を掲示することが可能になります。

【「注目の企業」枠への掲載基準|2019年2月~】
前月の広告利用額が一定以上であることが、利用の条件となります。
求人数 | 掲載基準額 |
---|---|
1~20件 | ¥250,000 |
21~50件 | ¥350,000 |
51~250件 | ¥600,000 |
251~500件 | ¥825,000 |
501~1,000件 | ¥825,000 |
1,001~2,000件 | ¥1,800,000 |
2,001~5,000件 | ¥2,730,000 |
5,001~10,000件 | ¥4,050,000 |
10,001件以上 | ¥5,400,000 |
上記の広告利用額に加えて、
・企業採用ページが作成済みであること(利用無料)
・求人募集中であること
この条件をクリアすれば「注目の企業」枠への掲載が可能になります。
ちなみにこの広告枠、クリックされると企業ページに飛びますが、なんとこの時点では料金は発生しません!
企業ページを見た人が、そこから求人ページをクリックしたときに、はじめてクリック料金が発生する仕組みのため非常にお得です。
※2019年は、2018年よりも全体的に基準額がアップしました。求人数が1万8001件以上ある企業のみ例外で、以前よりも少ない広告費で基準額を満たせるようになりました。
Indeedの使い方(有料掲載の方法)
せっかくなのでIndeedを有料利用する方法についても簡単に触れておきます。
私たちのようなIndeed代理店に依頼すれば1から10まで、何もしなくても丸投げできますが、実は有料掲載の手続き自体は、個人でも数分でできます。
有料掲載の方法は簡単です。

管理画面のなかにある「スポンサー求人(有料)を使って露出度を上げる」というボタンをクリックして案内に従い入力をするだけです。
・広告予算の設定(1日あたり何円まで使用するか決めます)
・請求先住所
・クレジットカード情報(Indeedの支払いはクレジットカード必須です)
※代理店を通じて広告出稿する場合は、一般的な法人取引と同様にかけ払い可能です
上記3点を入力すれば、間もなく有料での掲載がスタートします。
あとはIndeedのシステムが、求人内容をもとに、マッチングしそうな求職者に対して、自動でスポンサー枠に求人情報を表示してくれます。
また、Indeedの広告費用はチャージ制になっているため、あらかじめチャージした料金を使い切ると、自動的に掲載はストップします。
クレジットカードを登録することに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、予算以上にお金を使ってしまうことはありませんのでご安心ください。
有料での掲載期間を設定しておくことも可能です。
Indeedの料金体系について
Indeedは「クリック課金」という仕組みで、掲載した求人ページが閲覧される1回ごとに費用が発生します。
一般的な求人広告はいつからいつまでの掲載で〇〇円と金額が決まっていますが、Indeedは貴社の求人内容が1回見られる(1クリックされる)ごとに料金が発生する料金体系になっています。
Indeedのクリック単価の目安について
職種や地域など条件にもよりますが、競合の少ないエリアであれば50~100円ほど。
競合の多い都市部や営業職のような絶対数が多い職種の募集などでは100~400円ほどが目安となっています。
そして、100~150クリック(求人を閲覧)に対して「応募1件」というのが、一般的な応募数の相場観になります。
※あくまで一般的な数値ですので、求人内容によってはもっとたくさんの応募があるものもあります。
Indeedのクリック単価についてはこちらの記事に詳しくまとめています
→Indeedの掲載料金、クリック単価、代理店に頼んだ場合の費用など解説。
Indeedは、採用予算の予測がしやすい
企業で採用を担当される方にとっては、どのくらいの予算で採用できるのか、その見通しがつきやすいのは魅力に感じていただけると思います。
たとえば、クリック単価が仮に150円。
応募1件獲得するのに200クリック必要だった場合。
1件の応募を獲得するためには…「150円×200クリック=30,000円」の費用がかかることが予測できます。
そして、3件の応募に対して、1件採用ができそうだとした場合、採用単価の予測値は90,000円と計算することができます。
まとめ:無料でその日から始められるのがIndeedの魅力!
今回はIndeedの無料掲載の方法と、有料掲載との違いについてお伝えしました。
無料で気軽に始められるのはIndeedの魅力です。
ですが、せっかくなら有料と無料の違いをきちんと理解した上で、戦略的に利用できると、よりIndeedの効果を実感いただけるはずです。
Indeedは、CMの影響もありどんどんユーザー数が拡大しています。
これまでの広告媒体と勝手が違う部分も多いため、取っつき辛さはありますが、アルバイト募集にも社員募集にも使える万能なメディアですので、ぜひ積極的にご活用いただければと思います。
クリック単価の目安など、なんでもご質問ください!
弊社クイックはIndeedの正規代理店です。
募集エリアと職種をお聞かせいただければ、クリック単価の目安値をお出しすることが可能です!
費用感を確認したい方はお気軽にお問い合わせください。
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【運用編】Indeedの「運用」とは具体的に何をしているのか?
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