Indeedの掲載方法には2通りある
Indeedには2つの求人掲載方法があります。
1つ目はIndeedの用意しているフォーマットに従って、Indeed上に直接、求人情報を投稿する方法。
2つ目は、自社の採用ページをIndeedにクローリングして(読み取って)もらう方法です。
順番にご説明していきます。
直接投稿する方法
Indeedに直接投稿する方法については、以下の記事をご覧ください。
自社の採用ページをお持ちでない場合は、こちらの方法での掲載となります。
自社の求人ページをクローリングさせる方法
次に自社サイトをクローリングさせる方法について解説します。
実は、方法自体は簡単です。
アカウントの管理画面から、簡単にクローリング依頼の申請を送ることができます。
「貴社のウェブサイトに掲載中の求人をスポンサー(有料)してIndeedに表示」をクリックします。
※無料で掲載している方は戸惑うと思いますが、これで大丈夫です。そのままクリックして進めてください。
すると次にこんな画面がでてきます。
ここで求人ページのURLを入れてIndeedに送ると、Indeedが貴社のサイトをクローリングしてくれます。
無料で掲載したい場合は、「求人をスポンサーする(有料)」のチェックボックスを「外す」のを忘れないようにしてください。
Indeedへのクローリングの依頼方法は以上です。
しかし、きちんとクローリング完了してもらうためには、守るべきルールがあります。
ここからが非常に重要です。
Indeedの掲載基準(クローリング条件)
Indeed公式の掲載ルールは以下になります。
自社の採用ページを点検してみてください。
形式および品質の基準
• 求人情報はHTML形式でなければなりません。(PDFやWordドキュメントは不適格です)
• 求人情報には応募方法が含まれていなければなりません。
• 完全な仕事内容の詳細、勤務地、会社情報が記載されていなければなりません。
• 各求人ごとに異なるURLが指定されていなければなりません。
• 求人情報は他の情報元(求人サイトや配信サービスなど)からの転載であってはなりません。
• 仕事内容の詳細を見るためにユーザーに登録を要求してはなりません。
• 求人に応募するためのユーザーに対する課金があってはなりません。
• 在宅勤務の求人情報を含んでいてはなりません※Indeedサイトより引用(サイトはログインしていないと見られない可能性があります)
読んだだけでは理解しにくい内容もあると思いますので、
以下で一項目ずつ解説しています。
求人情報はHTML形式でなければなりません。(PDFやWordドキュメントは不適格です)
HTML形式というのは、いまご覧いただいているこの記事のような、一般的なホームページのことです。
PDFやWord形式の求人票をホームページ上に置いているだけだと、クローリングの対象となりませんのでご注意ください。
求人情報には応募方法が含まれていなければなりません
応募方法が含まれているというのは言葉通りで、
「〇〇まで履歴書を郵送ください」
「〇〇までお電話ください」
「応募フォームはこちら」
と、求人ページ内で応募方法が案内されていればOKです。
完全な仕事内容の詳細、勤務地、会社情報が記載されていなければなりません。
「完全な」と念押しされると不安になるかもしれませんが、これは単純に社名と勤務地と仕事内容が書かれていればOKということです。
特に仕事内容は、クローリングのみならず応募効果にも直結しますので、詳細に記入することをお勧めします。
たとえば弊社クイックでは、このくらい仕事内容を書き込んでいます(参考まで)
各求人ごとに異なるURLが指定されていなければなりません。
ここでNGになってしまう企業様が圧倒的に多いです。
1つの求人ページの中には、1つの職種・1つの勤務地だけを記載するのがルールです。
【NG表記例】
勤務地:本社、〇〇営業所、〇〇営業所
職種:(1)営業職 (2)営業アシスタント (3)経理
【OK例】
勤務地:大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル16階 ←勤務地が1つ
職種:求人広告の営業 ←職種も1つ
NG表記例のように、勤務地や職種を1つのページ内にひとまとめにして掲載していると、Indeedにクローリングしてもらえません。
上記の例で言えば、営業職、営業アシスタント、経理は別々のページで募集しなければいけません。
また、勤務地が複数ある場合は、本社の営業、〇〇営業所の営業と、同じ職種であっても、勤務地ごとにページをわける必要があります。
求人情報は他の情報元(求人サイトや配信サービスなど)からの転載であってはなりません。
たとえば自社のリクナビNEXTやタウンワークの記事内容をコピー&ペーストして掲載するのはNGということです。
同じ求人内容であっても、文面は書き直す必要があります。
仕事内容の詳細を見るためにユーザーに登録を要求してはなりません。
ほとんどの企業様は気にしなくても良いと思います。
ページのURLに行けば、誰でも自由に求人情報が閲覧できる状態になっていればOKです。
新卒サイトなどで、エントリー者のみに求人情報を開示しているような場合は掲載NGとなる可能性がありますのでお気を付けください。
求人に応募するためのユーザーに対する課金があってはなりません。
こちらもほとんど該当する企業様はいらっしゃらないと思います。
求人に応募する際に、求職者からお金を徴収してはいけません、ということです。
Indeedに自社サイトをクローリングさせるメリット
「Indeedに直接、求人を投稿すればラクに求人掲載できるのに、わざわざ自社サイトをクローリングさせる意味なんてあるの??」
と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
これがあるんです。
具体的には、Indeed掲載時に、自社サイトをクローリングさせることで、下記のような恩恵が受けられます。
求人数が多い場合は、クローリングのほうが掲載はラク
求人を一件ずつIndeedに登録していくのは大変です。
クローリングなら、既に自社サイトにある求人内容を自動で取り込んでもらえるので、入力の手間がかかりません。
写真や動画などを使いながら、より詳細なメッセージを伝えられる
Indeed内の求人情報では、写真の掲載ができません。
もちろん動画も設置できません。
一方で、自社サイトであれば表現は自由です。
求職者を惹きつけるための手札を、たくさん持つことができるのです。
アクセス解析ツールを使って、より詳細な分析ができる
Indeedのコンバージョン・トラッキング・コードをサイトに埋め込んだり、グーグルアナリティクスなどのWeb解析ツールを使うことで、Indeed経由で求人ページを見た人の行動を分析することができます。
たとえば、求人ページを見たあとに、社長ご挨拶のページが見られており、その後、もう一度、求人ページに戻って応募している。
といったような、求職者の行動を可視化することも可能になります。
自社サイトを使わず、直接Indeedに投稿したほうが良いケース
実は、自社サイトを使わず、Indeedに求人を直接投稿したほうが、効果が出やすい場合もあります。
いくつかケースを挙げますので、参考にしてみてください。
自社サイトが古い
ホームページを制作してから何年も時間がたっている場合、サイトのデザインが時代遅れになっていることがあります。
見た目が全てではありませんが、特に若い人から見たときの印象は良くありません。
結果的に、応募率が下がってしまう可能性があります。
自社のサイトに応募フォームがない
自社の採用ページで、電話応募や履歴書郵送のみの受付しかできない場合は、せっかく求人を見てもらえても、なかなか応募してもらえません。
Indeedのフォーマットを使えば、Webで応募受付ができるので、そのほうが結果的に応募数は増える可能性が高いです。
また、直接投稿の場合、Indeed内で直接応募ができるので、途中での離脱も最小限にとどめることができます。
自社の求人ページがスマホに対応していない
自社の求人ページがスマホに対応していない場合、スマホでIndeedを見ている人には求人が表示されなくなります。
Indeed利用者の80%以上はスマートフォンですので、効果は激減することになります。
この場合も、Indeedに直接、求人を掲載すれば自動でスマホ対応してくれます。
最後に
Indeedのクローリングについては以上になります。
自社の求人ページがIndeedに対応していない場合は、必ずしもクローリング型の掲載にこだわる必要はありません。
また、ホームページの改修には費用が発生することがあります。
まずは投稿型で効果を検証し、十分に効果が見込めると分かってからホームページを改修することをお勧めいたします。
弊社クイックはIndeedの正規代理店です。
その他にもIndeedについての質問・疑問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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