求人ボックスとは
求人ボックスは価格.comや食べログ、キナリノを提供する株式会社カカクコムが運営する求人サイトです。
これらのサービス提供のバックグラウンドがあるためユーザー視点でのコンテンツ作りに強みを持っており、2015年のサービス開始以降、順調にそのユーザー数を増やしてきました。
求人ボックスは「求人検索エンジン」と呼ばれる求人サービスであり、タウンワークやバイトルなどの様々な求人メディアの求人情報を収集して掲載しています。
そのため、1つのサービスで多くの求人を見ることができ、求職者にとって利便性の高いサービスとなっています。
求人ボックスの特徴
デザイン性の高さと使いやすさ
求人ボックスは同じ求人検索エンジンであるIndeedと比較されることが多くあります。
Indeedはアメリカに由来する企業であるため、見た目が非常にシンプルで、装飾がほとんどありません。
一方で求人ボックスは日本発のサービスであり、日本の雇用マーケットに合わせた
デザインになっています。
実際の求人ボックスの画面は、下記画像のようなデザイン性の高いHPであることが分かります。
様々な層にアプローチが可能
求人ボックスは様々な層にアプローチが可能な求人サービスです。
以下の写真から、求人ボックスのユーザー属性をご確認いただけます。
(参照:Adobe Marketing / Google Analyticsによる2022年6月時点の計測数値)
性別・年齢・地域・雇用形態の4つの指標でユーザー属性を提示していますが、老若男女問わず、幅広い雇用形態で求職者の動きが見られることが分かります。
従来の求人メディアの場合、そのメディアの特徴に応じたユーザーが利用していますが、様々な層から利用されている求人ボックスを活用することで効率的な求人掲載をすることが可能です。
費用を柔軟に設定可能
求人ボックスは無料で、0円から求人掲載をすることが可能です。
そのため、採用予算が限られている企業や、採用の緊急度が高くないため予算をかけるほどではない場合の採用活動において有効的にご活用いただけます。
求人ボックスは初期費用や成功報酬がないため、無料で求人・採用に至ることも可能です。
また、採用の緊急度が高い場合には有料掲載を選択することも可能です。
求人ボックスの料金体系はクリック課金制という方式を採用しており、掲載された求人が求職者にクリックされるまでは費用が発生いたしません。
原稿がクリックされてはじめて費用が発生するため、原稿が1度も閲覧されることなく有料掲載が終了することはありません。
有料掲載の運用方法は、予算内でクリック数を最大化させる自動運用と、25円~1000円の間で設定する手動運用の2通りがあり、目的に応じて柔軟に掲載することが可能です。
求人情報を有料掲載することで、求職者の目に届きやすい「有料枠」へ原稿を配信することができます。
有料枠は掲載する求人をより上位に表示することができ、表示回数の増加とそれに伴う応募数の増加や採用の短期化を図ることが可能です。
求人ボックスの予算は100円/日から設定可能なため、お気軽にお試しいただくことができます。
弊社クイックは求人ボックスの正規代理店として数多くの企業様の採用支援をさせていただいております。
求人ボックスについてお悩みの企業様はぜひお問い合わせくださいませ。
掲載方法について
求人ボックスは、直接投稿(採用ボード)とクローリングの主に2つの掲載方法があります。
直接投稿(採用ボード)
直接投稿とは、求人ボックス内にアカウントを登録し、直接求人情報を入力する投稿方法のことを指します。
募集したい求人内容をフォーマットの項目に従い入力するだけで、簡単に求人ページが作成できるのが特徴です。
自由項目でアピールするなどカスタマイズも可能であるため、企業ごとの特徴に合わせた原稿作成をすることができます。
クローリング
求人ボックスのもう1つの掲載方法は、クローリングです。
クローリングとは、プログラムがWebサイト上の情報を取得する技術のことを指します。
求人ボックスの場合、企業の求人サイトを求人ボックスがクローリングすることで情報を収集・連携することで原稿が掲載されます。
企業の自社サイトに求職者を誘致することにより、より多くの情報を届けることができるのがクローリング掲載のメリットです。
Indeedとの違い
ここまで求人ボックスの紹介しましたが、ここからは求人検索エンジンとしてIndeedとの違いを紹介いたします。
写真の掲載について
Indeedでは写真の添付は5枚までであり、求職者の方が写真を見られるのはスマホ検索をした際に限られます。
一方で求人ボックスは6枚までの写真添付が可能であり、パソコンで求人検索をした際にも写真を見ることができます。
ポリシーについて
Indeedは「職種名はシンプルに」が推奨されています。一方、求人ボックスは装飾が可能になっています。
そのため、職種名での差別化・目立ちの良さを行いやすいのは求人ボックスです。
(例)
Indeed推奨の職種名
・求人広告の営業
・軽貨物の検品スタッフ
・一般事務
求人ボックスの職種名
・時短勤務や在宅勤務OKの一般事務
・完全週休2日制の2tトラックドライバー
・未経験から活躍できる法人営業
検索方法について
Indeedの場合、基本的には「キーワード×勤務地」を入力して検索します。
そこに加え、「掲載日数」「雇用形態」「年収」「勤務地」「会社名」「検索勤務地からの距離」での絞り込みが可能です。
求人ボックスの検索方法も「キーワード×勤務地」をベースとすることは同じです。
Indeedとの大きな違いは以下の写真にある絞り込み条件にあります。
こちらの絞り込み条件を活用することで、雇用形態や給与、こだわり条件での検索も可能です。
このように項目別での検索が可能であることは検索精度の今後の高まりが期待できます。
ポリシーや検索方法については、TW等の日本の求人メディアと類似性が高いと言えると思います。
また、検索方法の多様さやデザイン性の高さは、直帰率の低さと関係がある可能性があります。
以下の画像は、人気の求人メディアと求人ボックス、Indeedの総訪問者数などを比較した表です。(単語の解説はコチラ)
(参照:Similarweb, 総訪問数, 2023年2月)
表より、総訪問者数では同じ求人検索エンジンであるIndeed含めタウンワーク、dodaに劣後する一方、サイト訪問後の離脱の割合を示す直帰率は39.15%と最も低い値を示しております。
1度求人ボックスを開いた求職者の半分以上がサイト内の別ページを開いており、サイト訪問者の興味の高さが伺えます。
同じ求人検索エンジンですが、Indeedと求人ボックスのユーザーの重複率は50%程度であると言われています。
そのため、Indeedでの効果に対するリスクヘッジのため、Indeedと求人ボックスを併用する企業様も多く見受けられます。
Q-mateについて
求人ボックスにご掲載いただく場合、弊社の求人管理システムQ-mateを介して掲載することがおすすめです。
Q-mateを介した原稿掲載がおすすめである理由は、以下の3つです。
①基本利用料が1年間無料
Q-mateは基本利用料が無料であり、オプションによる追加料金もございません。
そのため、採用にかけられる予算を求人ボックスやIndeedでの有料枠でのご掲載に使用することが可能です。無料で4つの検索エンジンに連携されるため、リスクなく間口を広げるためにご活用いただけます。
②CSV機能が使える
求人ボックスは原稿内容の修正が随時できることが強みです。そのため、定期的な原稿刷新や新着化によって表示順位を高めることが重要です。
Q-mateはCSV機能が使用できるため、大量の原稿を取り扱う場合にも工数を抑えて掲載することが可能です。
③応募者情報が一元管理できる
連携する4つの求人検索エンジンからの応募をQ-mateにて一元管理することが可能です。どの求人検索エンジンからの応募者についても1つの画面にて管理できるため、採用工数を抑えることが可能です。
Q-mateの詳細についてはコチラの記事からご確認いただけます。
ご興味ございましたら、ぜひご覧くださいませ。
まとめ
今回の記事ではテレビCMなどで話題に上っている求人ボックスについてご紹介しました。
今後、求人ボックスの利用は更に増えていくと考えられるため、今のうちに求人ボックスの活用に慣れておくことが今後の採用活動での効果出しのために重要です。
また、Indeedと比較してまだ発展中のサービスであるため競合が少なく、Indeedでは効果が出にくい案件も求人ボックスで効果が出た事例も多くございます。
弊社クイックはリクルートのトップパートナーとして創業以来40年間様々な企業様のご支援をさせていただいており、原稿設計において強みを持っています。また、Indeed代理店としても国内226社の中で、お取引実績上位3社のプラチナムパートナーに認定されており、求人検索エンジンにおける運用実績も豊富です。
採用にお困りの企業様はぜひ、お問い合わせください。
Indeedに無料&簡単操作で求人掲載できるサービス「Q-mate」を提供中!
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