Indeed(インディード)とは?
Indeedはアメリカ創業の企業「Indeed, Inc」の提供する求人サービスです。
2012年にリクルートが買収したことを転機として日本でも利用者が拡大し、いまでは日本国内の月間訪問数2,960万以上*という日本最大級の求人サービスに成長しました。
*SimilarWeb, 総訪問数, 2023年7月
なお、Indeedという社名・サービス名には「まさに自分が探している求人と出会える場所」という意味が込められているそうです。「まさに」の部分が英語のIndeedにあたる部分になります。
Indeed(インディード)とは?無料で掲載できる求人サイト!?
Indeedは無料で掲載できる求人サイトです。
求人情報だけにしぼって検索できるGoogle検索をイメージしてみてください。
見た目もGoogle検索に似てシンプルです。
検索窓に「職種などのキーワード×勤務地」を入力して検索することで、インターネット上のさまざまな求人のなかから、希望条件に合う求人を検索できます。
Indeedが急速に広まった理由
前述した通り、Indeedの日本国内の月間訪問数2,960万以上。
Indeedがなぜ便利なのか、その理由をわかりやすく図にしてみました。
ご覧のように、Indeedはインターネット上にある、さまざまな求人情報を拾い集めてくる仕組みになっています。
この仕組みはクローリングという技術によるものです。詳しくは次章で解説します。
世の中には、タウンワークだけに掲載されている求人もあれば、ハローワークだけに掲載されている求人情報もあります。
しかし、転職する求職者からすれば、どこのサイトに掲載されているかは問題ではなく、自分の希望にマッチする仕事が見つかりさえすればよいのです。
Indeedを使えば、世の中にあるさまざまな求人を一回の検索で網羅的に検索できるため、求職者にとっての利便性が非常に高いといえます。
人事担当者が知っておくべきIndeedの仕組み
Indeedで効果を上げるには、Indeedの仕組みを知ることが重要です。人事担当者が知っておくべきポイントを説明します。
Indeedで検索できる求人情報の種類
Indeedはさまざまな求人情報がクローリングされますが、具体的には、次のような求人情報が対象となります。
- リクナビなどの求人媒体
- 基準を満たした企業サイトの求人情報
仕組みとして、Web上の全ての求人情報がIndeed上で検索できるわけではありません。
企業サイトの求人情報をIndeedで検索できるようにするには、「クローリング」してもらう必要があります。
Indeed上で検索できるようにするための「クローリング」とは?
クローリングとはWeb上の情報を自動収集する仕組みを指します。
クローラーというプログラムがWebを巡回し、情報を自動で収集することを「クローリング」といいます。
クローリングできる条件として、HTMLで作成されているなど技術的な条件のほか、サイトの定める掲載条件があります。Indeedの場合、「求人情報にボタンがある」「1職種1勤務地1URL」などの条件が定められています。
このようにIndeedは、求人媒体やクローリングされた企業サイトの求人情報を検索できる仕組みになっています。Indeedで効果を上げるためには、自社の企業サイトも重要であることをしっかりと把握してください。
Indeedの特徴
Indeedには、メリットが多くあります。
一般的な求人サイト (掲載メディア) |
人材紹介 (転職エージェント) |
||
---|---|---|---|
無料※で始められる | 〇
求人情報の掲載から応募者の管理まで採用活動の一通りを基本無料※で行えます |
× | 〇 |
自由な予算設定 | 〇
有料利用でもクリック課金で無駄がない予算に応じて柔軟な調整ができます |
× | × |
採用成功報酬 | 不要 費用が発生するのは有料利用中に求人情報がクリックされた場合のみ |
サービスにより 必要 |
必要 |
書面での契約 | 不要 アカウントを開設するだけですぐに求人掲載がスタートできます |
サービスにより 必要 |
必要 |
掲載開始までの期間 | 72時間程度 入力された情報の審査が72時間程度で行われ、通過すると掲載がスタートします |
最長2週間程度 各サービスごとに異なります |
ー |
求人票の記入 | △ 募集を行う企業のご担当者様ご自身で記入いただきます |
サービスにより 必要 |
ー |
求人票の内容変更 | 〇 求人情報の掲載後も、いつでも、何度でも内容を書き換えることが出来ます |
サービスにより 不可 |
ー |
求人票の文字数制限 | なし 求人情報の文字数制限がないため、自社として伝えたいことをもれなく伝えることが出来ます |
サービスにより あり |
ー |
※利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます。 | |||
引用:Indeed 「求人広告を掲載」 |
Indeedは、求人情報をクローリングすることから、いろいろな求人情報を取り扱っています。求人サイトのように、掲載期間や数に応じた料金が発生することはありません。多くの求人情報を取り扱うことが可能です。
企業がIndeedを使うメリットは大きく5つ
企業が既存の求人手法ではなく、あえてIndeedを使うメリットは以下の5点です。
メリット1.日本国内の月間訪問数2,960万以上の圧倒的なユーザー数
いきなり2,960万人といわれても凄さがピンとこないかもしれません。
たとえば、同じくリクルートが運営する日本最大級の転職サイト「リクナビNEXT」の月間ユーザー数は800~900万人(推定)。全国のハローワークの利用者数が月間で500万人ほどです。
このように既存の求人サービスと比較してみると、Indeedの月間約2,960万人というユーザー数がいかに多いかを実感していただけると思います。
メリット2.地方の採用にも強い
一般的に、リクナビNEXTやマイナビ転職のような求人サイトは、都市部の採用に強く地方の採用に弱い傾向があります。広告枠の営業エリアやユーザー獲得のプロモーションが都市部に偏っているためです。
一方、Indeedは「キーワード×勤務地」と勤務地に力点を置いた検索導線になっていることもあり、一般の求人サイトに比べて、地方の採用でもマッチング率は高くなります。
メリット3.掲載期間や柔軟な予算対応が可能
リクナビやマイナビなどの求人サイトの場合、4週間や8週間など掲載期間に応じて費用が発生します。複数の職種を募集する場合は、職種の数に応じて費用が発生します。
この場合、要件や市場の状況によっては、長い期間募集をしても採用できないこともあるでしょう。Indeedの求人掲載は基本無料のため、掲載期間に制限はなく、職種も複数登録が可能なので、予算に縛られることはありません。のちに説明する有料の「スポンサー求人」の場合でも、求人がクリックされた数に応じて費用が発生するため、柔軟な予算対応が可能です。
メリット4.Indeed掲載により、エントリーを大幅に増やせる
月間2,960万人ものユーザーが利用していることからわかるように、Indeedは利用者数で他を圧倒しています。この圧倒的な利用者数を誇るIndeedという導線ができることで、エントリーを大幅に増やせるでしょう。
メリット5.無料で求人を掲載できる
掲載方法など詳細については次の項目で説明しますが、企業はIndeedに登録したその日から求人を自由に掲載できます。掲載期間に制限はなく、複数の職種を無料で掲載できることは大きなメリットでしょう。
Indeedの料金体系
Indeedには、無料掲載と有料掲載(スポンサー求人)の2通りがあります。ここでは、有料掲載(スポンサー求人)の料金体系を説明します。
料金が発生する仕組み(クリック課金)
Indeedの有料掲載(スポンサー求人)は、スポンサー求人情報が閲覧(クリック)される度に料金が発生する、クリック課金の仕組みです。あらかじめ広告予算額を設定し、クリック課金によって予算額を使い切ると広告が自動で停止されるため、予算管理しやすいメリットがあります。
クリック単価について
クリック単価は、業種や募集職種により相場が異なります。人材が少なく取り合いになるような業種や職種は高くなるなど、需給バランスによってクリック単価が異なる傾向があります。また、求人情報の質もクリック単価の変動要素となるため、求人情報をしっかりと作りこむことがクリック単価に影響する点に留意が必要です。
Indeedの料金体系や相場を詳しく知りたい方は、「Indeed(インディード)の求人掲載料金、クリック単価、代理店の費用など解説。」の記事を参考にしてください。
Indeed活用が向いている企業やメインで使うコツ
ここまでIndeedの概要や仕組み、メリットを解説してきました。ここではIndeed活用が向いている企業例や、Indeedメインで採用を成功させるコツを解説します。
Indeed活用が向いている企業例
通年で求人募集をする企業
リクナビやマイナビなどの求人サイトは、一般的に4週間や8週間など掲載期間に応じた費用が発生します。そのため継続的に求人サイトで募集するには、多額のコストが発生します。
一方で、Indeedは掲載期間に制限なく無料で求人を掲載することが可能で、通年で求人をしている企業におすすめです。また、緊急度の高いときは「有料掲載」、緊急度が低いときは「無料掲載」など、柔軟な運用も可能です。
複数職種の求人募集をする企業
一般的な求人サイトは、通常「1職種1掲載」というように、職種ごとに掲載料金が発生します。そのため、複数職種の募集をするときは、職種数に応じた料金設定になっています。
Indeedは掲載料金が基本無料のため、複数職種であっても料金がかさむことはありません。Indeedは複数の職種で求人募集する企業に最適です。
採用コストを下げたい企業
一般的な求人サイトを中心に募集している企業は、掲載期間や職種数によって、採用コストが上がってしまいます。特に求人サイトを常時利用している場合は、コスト負担が大きくなるでしょう。
Indeedであれば、自社の企業サイトやIndeedの求人情報を活用した広告運用をすることで、採用コストを下げながら効果を高められます。一部の求人サイトとIndeedを併用することで、より効果を高めることも可能になるでしょう。
Indeedメインで成功させるコツ
検索ニーズに合わせたキーワードを使う
Indeedのユーザーは「勤務地×職種」など、キーワードで求人情報を検索します。そのため、ユーザーが検索時に使いそうなキーワードを求人原稿に盛り込むことで、検索上位に引き上げることが可能です。
検索ニーズを調べるには、狙う勤務地や職種をIndeed上で検索し、検索上位の求人サイトでよく使われているキーワードを分析します。特に、上位サイトで使われているキーワードに着目することがポイントです。
検索結果に表示される「タイトル」や「職種内容」に求職者の興味を惹くワードを盛り込み、検索ニーズに合わせた求人原稿を作成しましょう。
Indeedの独自分析機能「採用市場レポート」を活用する
Indeedのアカウントを持つ全ての企業様は、Indeed独自分析機能「採用市場レポート」の利用が可能です。
求職者の人気キーワードランキングにより、より検索されやすい求人情報を作成できます。なお、代理店に運用を依頼している企業様の場合は、代理店との契約によりキーワードなどの分析をしてもらうことも可能です。キーワード分析などが苦手、あるいは時間がないといった場合、代理店の活用が有効です。
スポンサー求人については、「Indeedの応募効果を高める方法|スポンサー求人について」の章で詳しく説明します。ぜひご覧ください。
(※参考)株式会社リクルートホールディングス:「求職者が検索しているキーワードがわかる!? Indeed(インディード)の「採用市場レポート」機能の使い方」
Indeedに求人を掲載する方法(無料で利用する場合)
Indeedに求人を掲載するには3通りの方法があります。
・1つ目が全ての企業で利用が可能な方法で、「直接投稿」といわれる方法です。
・2つ目が自社のホームページの求人情報をIndeedに読み込ませる「クローリング」といわれる方法です。こちらは利用に条件があります。
・3つめはIndeedに対応した求人掲載システムを利用する方法です。
以下で順番に説明していきます。
方法【1】 直接投稿の方法
この記事のはじめに、Indeedはインターネット上にある求人を機械が自動で収集してくる求人サイトだとご説明しました。
実はIndeedには、企業が求人情報をIndeed上に直接投稿できる機能もあります。それが「直接投稿」といわれる掲載の方法です。
やり方はとても簡単で、こちらのIndeedのサイトから指示通りに入力を進めるだけでOKです。
【関連情報】
掲載方法について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
Indeedに求人を無料掲載する方法と、無料・有料の効果差について解説。
また、求人情報を作成するときに誰でも簡単にコピペで使える求人フォーマットも用意しています。
Indeedへの掲載を検討されている方は、こちらもご活用ください。
Indeed用 求人フォーマット
<参考>
直接投稿の求人情報は、以下のような表示のされ方をします。
方法【2】 ホームページの求人情報を、Indeedに読み込ませる
自社ホームページの求人情報をIndeedのシステムに読み取ってもらう(クローリングしてもらう)方法です。
クローリングされるためには条件があり、条件を満たしている場合、すでにIndeedに求人が掲載されている可能性もあります。まだであれば、企業側からIndeed社にクローリング依頼をかけることもできます。
Indeedのクローリング条件 一覧
※Indeedサイトより引用
-
求人情報はHTML形式でなければなりません。(PDFやWordドキュメントは不適格です)
- 求人情報には応募方法が含まれていなければなりません。
- 完全な仕事内容の詳細、勤務地、会社情報が記載されていなければなりません。
- 各求人ごとに異なるURLが指定されていなければなりません。
- 求人情報は他の情報元(求人サイトや配信サービスなど)からの転載であってはなりません。
- 仕事内容の詳細を見るためにユーザーに登録を要求してはなりません。
- 求人に応募するためのユーザーに対する課金があってはなりません。
- 在宅勤務の求人情報を含んでいてはなりません
【関連情報】
自社のホームページを使ってIndeedに掲載したい場合は、こちらのクローリングについて解説した記事もご覧ください
<参考>
クローリング型の求人情報は、以下のような表示のされ方をします。
方法【3】 求人掲載システムを利用する
【1】や【2】のような手間をかけなくても、以下でご紹介するIndeedに対応した求人掲載システムを利用すれば、簡単に求人を掲載できます(下記バナーより詳細をご覧いただけます)。
◎お申し込み → Googleフォームに必要事項を入力ください
◎サービス詳細 → Q-mateサービス紹介ページ
Indeedの無料で使えるオプション機能について
Indeedには企業の採用をサポートする、無料で使えるオプション機能がついています。
必ずしも活用する必要はないのですが、上手く使えば採用成功の確率を高められるのでぜひ活用してみてください。
「企業ページ」作成機能について
こちらはIndeed上に企業の紹介ページを作成できる機能です。
例として、Indeed社の企業ページをご紹介します。
メッセージだけでなく、写真や動画も使って求職者に自社をアピールできます。ブログ感覚で作成できるため、Webサイトの知識がない方でも簡単に作成が可能です。
情報をしっかり作り込めば、上記のIndeed社のページのように、採用ホームページに負けないくらいのメッセージの発信ができるオプション機能です。
直接投稿の求人情報には写真を添付できないため、直接投稿で求人募集する際には、企業ページが、求職者に写真を見せることのできる唯一の場となります。
※(重要)直接投稿の求人にも写真掲載が可能になりました。
下記でご紹介している「オリジナル採用ページ」に設定した画像(最大5枚)がスライド形式で、直接投稿の求人詳細に表示されます(スマートフォンで閲覧の場合)。
詳細はオリジナル採用ページの項目をご覧ください。
<参考>企業ページ編集画面の開き方
↑に手順を示した画像を掲載していますが、そもそも画像のような画面が出てこないという方もいらっしゃると思います。
<企業ページを編集できない場合の対処法>
●無料の直接投稿でIndeedに掲載している方→Indeed社にお問い合わせください
●クローリングでIndeedに無料掲載している方→Indeed社か担当営業にお問い合わせください
●有料掲載している方→担当営業にお問い合わせください。
申請すれば、企業ページが利用できるようになります。
また、作成したコンテンツは、求人一覧画面の「レビュー」から「企業の魅力」の順にページを経ることで閲覧できます。
わかりにくいため、閲覧手順も画像で紹介しておきます。
<参考>
企業ページの効果的な活用方法について解説した記事です。
→Indeedの採用効果を飛躍的に高める「企業ページプレミアム」とは?
「オリジナル採用ページ」作成機能について
オリジナル採用ページは、直接投稿でIndeedを利用している企業のみが使える機能になります。
一言で説明すると、簡易の採用ホームページのようなものを作れる機能です。
採用専用のサイトをもっていない企業が、自社のホームページからオリジナル採用ページにリンクを貼る、というのが一般的な使い方になります。
また、オリジナル採用ページに設定した画像(最大5枚)は、直接投稿の求人部分にも表示されるため(スマートフォンで閲覧の場合)、応募効果を高めるためにも、できる限り設定しておくことをおすすめします。
<参考>オリジナル採用ページは、このような使い方をします
数枚の写真とテキストを公開できるだけの簡素な作りですが、採用ページや採用サイトがない企業にとってはありがたい機能だといえそうです。
ページ下部には、現在Indeedで募集中の求人一覧が表示される形式となっています。
<参考>オリジナル採用ページを編集する方法
無料でも利用できる!?Indeedを活用する2つキーワード対策
Indeedの運用では、アルゴリズムの対策が重要になります。ここでは、無料でも利用できるIndeed活用方法を解説します。なお、ここで紹介するキーワード対策の手順を詳しく知りたい方は、「Indeedのアルゴリズムとは?上位表示や表示回数を増やす仕組みを解説」の記事を参考にしてください
キーワード対策【1】キーワードチェック
Indeedの特徴のひとつとして、「フリーキーワード検索」があります。求職者のニーズが高いキーワードを求人情報に盛り込むことで、フリーキーワード検索でヒットしやすくなります。この人気キーワードを無料で調査する方法として、Indeedのスマートフォンアプリを活用する次の2つがあります。
アプリ版「発見機能」
アプリ版「人気の特徴・こだわり検索(発見ページ内)」
「発見機能」は、人気が急上昇したキーワードのチェックが可能です。スマートフォンの一画面に表示される範囲にはなりますが、直近でニーズの高いキーワードを確認できます。
「人気の特徴・こだわり検索」でも求職者ニーズの高いキーワードを知ることができます。90以上のキーワードが表示されるため、自社のニーズにあったキーワードを見つけやすいでしょう。
キーワード対策【2】サジェスト機能の活用
もうひとつの無料でできるキーワード対策として、サジェスト機能の活用があります。このサジェストとは、メインキーワードと一緒に検索されやすいキーワードであり、自社のニーズに合ったキーワード対策が可能になります。
このサジェストを確認するには、Indeedの求人検索ページで、検索窓にメインキーワードを入力してください。ポップアップでサジェストワードが一覧で表示されます。手軽に確認できるため、ぜひサジェスト機能を活用し、自社の求人に合ったキーワードを分析してみてください。
Indeedの応募効果を高める方法|スポンサー求人について
Indeedには無料で求人掲載できますが、より応募効果を高められる有料のスポンサー求人枠もあります。
スポンサー求人は、ユーザーから目立つ位置に求人情報を表示させられる機能で、無料掲載よりも圧倒的に速く応募を集められるのが特徴です。職種にもよりますが、無料掲載の約4倍程度の応募効果が得られるともいわれています。
スポンサー求人の費用・掲載期間について
スポンサー求人は「クリック課金」という方式で支払いが発生する商品です。
一般的な求人広告は、最初に一括で掲載料を支払い、決められた期間、求人広告が掲載されます。
対して、Indeedは掲載期間が決まっていません。掲載料金もいくつかあるプランのなかから選ぶのではなく、使いたい金額を1円単位で自由に設定できます。支払いは掲載した求人が1回閲覧されるごとに(1クリックごとに)、事前に設定した料金の範囲内で支払いが発生します。
<参考>Indeedと求人広告にかかる費用の違いについて
スポンサー求人の使い方
スポンサー求人の使い方は簡単です。
2~3分もあれば設定できるはずです。
簡単とはいえ、お金を支払うことになるため、迷わなくていいように以下で補足します。
スポンサー求人の設定方法
掲載中の求人一覧画面を開き、「スポンサー求人(有料)を使って露出度を上げる」をクリックすると、予算設定の画面が開きます。
そこで広告予算を設定すれば、すぐにスポンサー求人の掲載をスタートできます。
※初めて利用する際には、予算設定のほかに、お支払い方法について入力する必要があります。
求人広告予算と上限クリック単価の決め方
求人予算には採用全体に使用できる金額(予算)を入力します。
求人予算は会社の事情により決まっていると思われますので、その額を入力すれば問題ありません。
重要なのはクリック単価の設定です。
クリック単価は予算に合わせて自動で設定してくれる「自動調節設定」と、手動で設定する「手動設定」の2種類があります。
Indeedのクリック単価は、1日もしくは1ヵ月の予算に応じて、クリック単価が自動で設定されます。ただし、この自動調節設定が自動で最適化してくれるのは、あくまでもクリック単価のみです。
パフォーマンスを測るには、応募率・内定率・人材の質まで含めた定性評価も必要になるため、「最初に設定して、あとはほったらかし」というわけにはいかないことは覚えておきましょう。
クリック単価の一般的な相場は50~250円です。求人広告を利用し始めた初期は相場より低めの額を設定し、効果を見ながら徐々に金額を上げていく方法だと失敗しにくく、おすすめです。
一般的には100~200クリックで1件の応募が獲得できるため、うまくいけば1~2万円で採用を決めることも可能です。
このように費用対効果が非常に高いのもIndeedの魅力といえるでしょう。
【関連情報】
Indeedの効果を改善するための方法をまとめた資料はこちら
Indeed運用 効果アップの打ち手⑦
Indeedを自社運用するか、代理店に依頼するかの判断基準について
Indeedの活用効果を高める代理店の活用
ndeedは、検索アルゴリズムが非公開であるため、自社運用で検索上位化させることはノウハウや運用など、さまざまな面で困難があるでしょう。ここでは、Indeedの活用効果を高める代理店の活用について解説します。
Indeedの運用で代理店を活用するメリット
Indeedの運用で代理店を活用するメリットはさまざまあります。ここでは、代理店の活用メリットを解説します。
【1】プロの視点でSEO対策ができる
Indeedの運用は、アルゴリズムを考慮し、いかに自社の求人情報を検索上位化させるかのSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)対策が重要になります。Indeedのアルゴリズムは非公開であるため、ユーザー企業がIndeedに最適なSEO対策をおこなうことは困難です。ただし、ノウハウを蓄積した代理店であれば、Indeedに最適なSEO対策の下、広告運用が可能です。
Indeedのアルゴリズムについて詳しく知りたい方は、「Indeedのアルゴリズムとは?上位表示や表示回数を増やす仕組みを解説」の記事を参考にしてください。
【2】自社に最適なIndeedの運用を提案してもらえる
Indeedを自社運用する場合、Indeedへの掲載方法やSEO対策、効果的な求人掲載から広告運用まで、あらゆる方策を自社で対応しなければなりません。のちに紹介する求人コンサル型代理店を活用すれば、自社の採用課題に踏み込んだ質の高いIndeedの運用をワンストップで提案してもらえます。
【3】運用を丸投げできる
Indeedを自社運用する場合、Indeedのアカウント登録から求人情報掲載、広告運用などさまざまな運用が発生します。代理店の活用によって、こうしたノンコア業務を外部に任せて、自社はコア業務に集中できる大きなメリットがあります。
代理店活用のメリットや詳細を詳しく知りたい方は、「Indeed運用は「自社運用? 代理店に依頼?」判断するためのチェックリスト。運用方法・コツも解説。」の記事を参考にしてください。
代理店を活用する場合の費用
代理店を活用する場合は、「広告費の15~30%」程度の相場で代行費用を設定していることが一般的です。こうした代行費用は発生しますが、煩雑な業務を外注できるメリットは大きいでしょう。弊社クイックの場合は、代行費用を20%いただいております。
Indeedの代行費用について詳しく知りたい方は、「Indeed(インディード)の求人掲載料金、クリック単価、代理店の費用など解説。」の記事を参考にしてください。
Indeed代理店2つのタイプ
Indeed代理店は、「運用特化型」と「求人コンサル型」の2つのタイプに大別されます。
運用特化型は、Indeedの運用に特化するIndeed代理店で、入札価格やキーワードの調整を繰り返し、自社の求人情報に最適な広告運用を実現します。
求人コンサル型は、求人情報の制作やリライト、広告運用まで、自社の採用課題に合わせたIndeedの運用をおこなうIndeed代理店です。
Indeedのおすすめ代理店
Indeedの運用のみに課題がある企業は、運用特化型の代理店が適していますが、「母集団を形成できない」「採用ターゲットにマッチした人材が集まらない」など、採用課題を抱えている企業は、採用コンサル型の代理店が最適です。
豊富な実績とノウハウを持つIndeed認定パートナーなら、自社の状況にマッチしたIndeedの最適な運用を実現できるでしょう。なかでも、特別認定パートナーは優れた実績を持つ代理店で、安心してIndeedの運用を任せることができます。
弊社クイックは、特別認定パートナーの最高ランクに位置付けられる「プラチナムパートナー」に認定されています(2024年2月時点)。弊社クイックのIndeed運用サービスに興味がある方は、「Indeed(インディード)広告運用・求人制作」のページをご参照ください。
Indeed掲載の支援ツールを提供中
人事担当の方でも手軽に求人掲載ができるシステム「Q-mate」を提供中です。
無料の求人サイト(Indeed、求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索)に、まとめて求人掲載できため、忙しい方でも効率的に求人募集ができます。
◎お申し込み → Googleフォームに必要事項を入力ください
◎サービス詳細 → Q-mateサービス紹介ページ
<参考|Q-mate管理画面イメージ>
Indeedの効果アップ方法を4つのフレームで解説したシートがございます。無料でIndeedを運用している企業様にもご活用いただけるノウハウです。合わせてご活用ください。
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