Indeedの検索アルゴリズム(仕組み)は非公開
まず大前提として、Indeedでは、検索結果で表示順位を決定するためのアルゴリズムを公開していません。
しかし、Indeedは求人検索エンジンですから、求職者が検索した内容に対して、よりマッチした求人情報を表示させようとする傾向があると考えることはできます。
その大原則に従ってIndeedを運用していくことで、求人の表示回数をアップさせることが可能になるのです。
Indeedで求人を上位表示させる方法
ここからはIndeed内で表示されやすくなるための、具体的な方法についてお伝えしていきます。
そのために注意するポイントについて、以下の6つを意識することが大切です。
- 求職者の検索キーワード
- 求職者の行動履歴
- 求人の内容
- 求人のクリック率の高さ
- 求人の応募率の高さ
- クリック単価(有料で運用する場合)
具体的な対策方法は以下のようになります。
関連するキーワードを求人に入れて、求人の表示回数を増やす
ターゲットとなる人材が検索しそうなキーワードを原稿に入れましょう。
営業や販売といった職種名のような一般的なキーワードから、ズバリ扱う製品名まで、できるだけ詳しく記述することが望ましいとされています。
Indeedのシステムは、求職者にマッチする求人を優先的に表示させようとするため、システム側がマッチングを判断するための材料(関連するキーワード)を、できるだけたくさん与えてあげることが重要です。
検索一覧に表示されたときに、いかにクリックしてもらうか
キーワードの対策を十分に行うことで、求職者の検索結果に貴社の求人が表示されるようになった場合。
次に重要なのは、検索結果一覧でその求人をいかにクリックしてもらうかです。
ここで求職者にクリックしてもらえないと、Indeedのシステムは「この求人は求職者に求められていない」と判断して、表示回数を減らされてしまうおそれがあります。
検索一覧での対策方法は、以下の3点です。
【①職種の文字数は27文字までに収める】
スマホやPCなど、どんなデバイスでも確実に職種を読み取れる状態にします。
27文字以内に収めると、どんな環境で求人が閲覧されても、きれいに職種欄が表示されます。
重要な情報ほど、文頭に来るように書くのがコツです。
【②Indeed内に「会社概要」ページを作成する】
Indeedには、求人とは別に、企業の紹介をできるページがあります。
企業概要のページを作ると、検索一覧からのクリック導線が一つ増えるため、結果的にクリックされやすくなります。
【③求人情報をできるだけ新しい状態に保つ】
Indeedは、新しく公開された求人情報ほど価値があると判断する傾向があります。
これは古い求人ほど募集が終了している(受付終了した求人=求職者にとって価値がない)可能性が高いためです。
求人の左下に、求人の公開時期が表示されていますので、この表示を30日以内の状態にキープしていただけると、求人が求職者に表示されやすくなります。
※まったく同じ内容の求人を再投稿して、日付を操作することは推奨されていません。最悪の場合、ペナルティを受ける場合もありますのでご注意ください。
求人更新時には、求人内容(文面)の見直しもあわせて行うようにお願いいたします。
求人の閲覧者を、いかに惹きつけ応募に導くか
求人が検索一覧に表示され、
一覧で求人をクリックしてもらい…
いよいよ求人内容の詳細も読んでもらえました。
さて、ここで応募につながるかどうか。
一覧画面のときと同様に、応募率が低すぎる求人情報も、Indeedからは「価値のない求人」と判断されて、表示回数を減らされてしまいます。
これまでのステップで、できるだけ自社にマッチした人材に求人を見てもらえるように工夫してきましたが、ここからはさらに、そのマッチした人材に「この会社で働いてみたい」と思ってもらうための工夫が必要になります。
たとえば弊社クイックの求人文面は、このくらいみっちり書き込んでいます。
こちらは仕事内容の部分を抜粋しただけで、実際には待遇欄の記述なども含めると、もっとボリュームは長くなります。
手間はかかりますが、本気で採用に取り組むのであれば、特に仕事内容については詳細に記載することをお勧めいたします。
キャンペーンやアカウントの評価も意識する
Indeedの求人情報の管理体系は、図のようになっています。
1本1本の求人情報があり、それをまとめたキャンペーンという枠組みがあり、その上
にアカウント(企業)があるという考え方です。
各求人情報1本1本の運用状況は、キャンペーン全体に影響を与え、キャンペーンの運用状況が、アカウント(全体)にも影響を与える構造です。
これはあくまでも運用していての実感値ではありますが、一般的には、一つのキャンペーンのなかに複数の案件を入れておくと、人気のない求人も、人気のある求人の評価に引っ張られる形で、表示回数が微増するように実感しています。
求人の表示回数「だけ」を追い求めることは無意味
Indeedを利用する目的は採用成功です。
Indeedを指南する情報の中には、とにかくたくさんのキーワードを入れて検索にひっかける(表示回数を増やす)ことを勧めるようなものも見受けられますが、これは正しい手法とは言えません。
図をご覧いただくと分かりやすいですが、表示回数は採用成果を上げるために、いくつかあるステップの一つです。
「自社とマッチする人材」に求人が表示されることが大事で、全然関係ない人材に求人を表示させたところで、決してその後のクリック⇒応募にはつながりません。
そして結果的に、クリック率や応募率の低い求人は、Indeedのアルゴリズムの影響を受けて、表示回数を減らされてしまいます。
求人の表示回数(上位表示)だけを意識して対策しても、思うような結果が出にくいのはそのためです。
<NG例>
営業職の募集に「事務」というキーワードを入れたところ、求人の表示回数が増えた。しかし、応募率は下がってしまった。
⇒募集職種に関係ないキーワードを入れた場合、表示は多少増えたとしても応募にはつながりにくい
<OK例>
営業職の募集に、扱う商材についての詳しい情報や、実際に働く人の前職などを記載した。表示数が増加し、応募率も若干アップした。
⇒募集職種に関連する情報を記載することで、表示回数も応募数も増加している
補足:有料掲載での上位表示の考え方
無料版と考え方は同じです。
そこにクリック単価の大小が関わってきます。
求職者のニーズに合致しており、かつクリック単価も高い求人情報ほど、スポンサー枠内で有利な位置(上位)に表示されます。
目立つ位置にあるスポンサー枠に求人を掲載することで「求人の表示回数」を爆発的に増やせるのが、Indeedを有料利用するメリットです。
ただ、表示回数が増えても、クリック⇒応募につながらなければ意味がないのは、無料で運用する場合と共通です。
※たとえ有料掲載であっても、人気のない求人は表示回数が減らされ、クリック単価もどんどん高くなっていきます。
クリックしたいと思わせる求人情報、応募したいと思わせる求人情報。
この2つを兼ね備えて、はじめて有料化の効果を発揮できる点にご注意ください。
Indeedでは、採用設計が上手な企業が優位に立てます
小手先のテクニックで表示回数を増やしても、応募につながらない求人は、結局、表示回数を減らされてしまうのがIndeedです。
どんな採用ターゲットに、
どんなメッセージを投げかければ
求人に応募してもらえるのか。
精密に設計して求人情報を投稿できた企業ほど、費用をおさえて採用成功することができます。
Indeedを始めてみたけれど、思ったような効果がでない…。
とお悩みの企業様は、ぜひ一度、自社の求人情報を見直してみてください。
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その他にもIndeedについての質問・疑問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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