アルバイト応募が来ない…対策は「職場の雰囲気を伝える」こと COLUMN

アルバイト応募が来ない…対策は「職場の雰囲気を伝える」こと

求人広告を出してもアルバイトが集まらない…。
店長さんなど、アルバイトを戦力として活用している企業にとっては、悩ましい問題です。

本日はアルバイトの応募が集まらない原因とその対策について、まとめてみたいと思います。
慌てて時給をあげなくても、伝えるべきことをしっかり伝えるだけで、応募効果の改善が見込めることもあります。

目次

若者は、職場の雰囲気がわからない求人には応募しない

アルバイトに応募する前に下見をしたいかどうかのアンケート

anの調査をもとにグラフを作成しました。
上記は、高校生、大学生、フリーターに調査した結果になります。

アンケート結果によると、アルバイトの応募前に7割以上の人が下見をしたいと答えています。
若者たちが、自分がその職場に馴染めるかということに対して、とてもナーバスであることがよく分かる結果となっています。

飲食店などの場合は、実際にそのお店の雰囲気を見に行ったり、実際に食事してみたりする人も多いそうです。

しかし、ここからが大事なポイントでして・・・
求職者は実際に1件1件、下見までして求人を吟味するのでしょうか?

おそらくしませんよね。
よく分からない求人の多くが、「スルー」されてしまうのが現実だと思います。

一方で、求職者が下見してでも知りたいことの1位から5位までをざっとご確認いただくと、どれも求人告知(求人広告)の段階で伝えられることばかりであることにもお気づきいただけると思います↓

求職者が、アルバイト先の下見で知りたいこと
1位:スタッフや店長の雰囲気
2位:仕事内容について
3位:忙しさについて
4位:同世代の人がいるかどうか
5位:どんな感じの場所にあるか

アルバイト募集で、職場の雰囲気を伝える具体的な方法

アルバイト募集では、職場の情報が求職者に対して十分に伝わっておらず、応募に二の足を踏ませる原因になっていることがアンケート結果から分かりました。

そこでここからは、実際にどのような求人広告の作り方をすれば良いのかをお伝えしていきます。

写真でスタッフの雰囲気を見せる

世の中には、茶髪にピアスをした派手な格好の人が多く働いている職場もありますし、オシャレな飲食店などで美男美女ばかりが揃っている職場もあります。

若者は、自分が職場の中で浮いてしまうことを嫌うため、職場の雰囲気を事前に知っておきたいと思っています。

職場の人と仲良くやっていけるかが、求人広告を見て判断できるようになっていることは、求人募集の重要なポイントです。

写真でお店やオフィスの雰囲気を見せる

店やオフィスが汚いから載せたくないという方もいらっしゃいますが、むしろ逆です。
世の中には、「あまり華やかな職場は苦手だなぁ」と気後れする人もいます。
一方で、「明るくてオシャレなお店がいい!」という人もいます。

職場環境については、求人広告で見せなくても、面接に来たら遅かれ早かれ分かることです。ありのままを見せることは、ミスマッチを防ぐうえでも重要です。

店長など責任者の写真と、人柄のわかるエピソードを掲載する

バイトを探す人は、店長が怖い人だったら嫌だなぁと不安を感じています。
理不尽にスタッフを叱りつけたり、休みを取らせずに無理やり働かせたり…。
そんなお店では働きたくないのです。

求人広告に、店長の趣味の話やスタッフとのエピソードが書かれていることが多いのは、店長の人柄を伝えることで、求職者が安心するからなのです。

目をひくような面白いエピソードでなくとも、きちんとした人であることが伝われば、それだけでも十分に効果があります。

たとえば、こんな書き方です。
文例を掲載しますので参考にしてみてください↓

<店長より>
ダーツが趣味で休みの日には猛練習をしています!(大会に出場するくらいの腕前です♪)。僕の影響でダーツにハマったスタッフさんもいて、月に1回くらい、仕事終わりにお酒を飲みながらダーツを楽しんだりもしています。

仕事内容を丁寧に記載する

これは実際に、良い例と悪い例を見比べていただくと分かりやすいです。

下で「悪い例」としてあげているような仕事説明が、世の中的には圧倒的に多いと思います。

<悪い例>
・ホール業務とキッチン業務をお任せします
・元気よくお客様から注文をお聞きしてください。料理やドリンクの提供もお願いします。
<良い例>
・会社帰りのサラリーマンのお客様が多い店です。カウンターが中心のお店で、1名から2名くらいでご来店いただき1~2杯さっと飲んで帰るスタイルの方が多いです。

常連のお客様も多く、日によってはカウンターのお客様が全員顔見知りということもあるくらいです。

注文を間違えてしまったときに「せっかくだから(その料理)もらうわ」と言っていただけたり、忙しいときに「こっちの注文はゆっくりで良いからね」と気遣ってくださるなど、家族的な雰囲気なので、接客が初めての人でも安心してお仕事していただけると思います!

 

良い例のほうは、行かなくてもどんなお店なのか想像できるくらいに情報量が豊富です。 ちょっとくどいかな、と感じるくらい細かく情報提供したほうが、求職者にとっては安心できる求人広告になりますよ。

小さいスペースの求人広告しか使えない場合

求人広告のプランによっては、写真掲載や会社紹介の文章を書くスペースが十分にとれないこともあると思います。

そういった場合は、インスタグラムやフェイスブックなどのアカウントを立ち上げて、会社やお店の雰囲気がわかる写真を投稿することで補完できます。

最近は、店名や会社名をSNS上で検索する人が増えているので、広告内に載せきれなかった情報をキャッチしてもらえる可能性は十分ありますよ。

ブラックバイトに見えると、応募してもらえない

休みがとれなかったり、賃金未払いがあったり。
学生を酷使するバイト先は、ブラックバイトと呼ばれ学生から避けられています。

本当にブラックな職場であれば是正いただくしかありませんが、本当はそうでないのにブラックだと誤解されてしまうような求人になっている企業も少なくありません。

シフトをあいまいに書くと、応募者を不安にさせます

どの時間帯でもいいから来て欲しい、と考えて
「9~22時の間でシフト制★1日3時間からOK」
のような、幅を持たせた書き方をしている募集をよく見かけます。

でも、これだと応募する側に不安を抱かせる求人になってしまいます。
アルバイト・パートは、空いた曜日・時間で稼ぎたいと考えている人が99%です。
シフトは、仕事内容や職場の雰囲気よりも優先度の高い、絶対条件なのです。

上記のようなあいまいな書き方だと、仮に学校終わりに18時から働こうと思っていても、
(本当に18時からシフトに入れるのかなぁ…)と、不安になって応募をためらってしまう可能性があります。

たとえば、シフトなら最低限このくらい丁寧に書いた方が親切です。

■時間/9~22時の間でシフト制
■曜日/月~金の間で週3日
※(シフト例)9~12時、12時~15時、18時(19時)~22時など、時間と曜日の希望に柔軟に応じます。応募時でも面接時でも良いので、お気軽にご相談ください!

面接の場で、条件を後出しするのは最悪

上記の例くらい明確にしてあげたほうが、求職者は安心して応募できます。
そして大事なのは、月~金と書いたら月火水だろうが、月木金だろうが、希望は100%聞いてあげることです。

(本当は木曜には入ってもらわなくて良いかも)
ということなら、最初から木曜は外して月火水金と記載してください。

面接の場面で条件を後出しされると、求職者はがっかりします。
(じゃあ先に言っとけよ…)と。

乱暴な言い方ですいません。
でも、応募者の気持ちを率直に代弁するとそうなります。

仮にその場では、会社の要望を飲み込んで働き始めても、無理して働いている人は嫌なことがあると辞めやすくなります。よりシフトの条件が合うところが見つかれば他所に行ってしまうかもしれません。

応募者の幅を広げたくて求人情報をあいまいに書くことは、求人失敗の典型的なパターンです。

いい加減な求人を繰り返していると、悪評が広まってしまう恐れも…

上記のような、求人内容と実態が食い違うような募集を、忙しさのあまり悪意なく続けてしまう会社があります。
ですが、そういった募集を続けていると、求職者の間に悪評が広まって採用の弊害になることがあります。

「シフト自由って書いていたのに、土日出て欲しいと言われた」
「週1日~と書いてあったのに、最低3日は入るよう言われた」

等々。

たとえネットやSNSには挙がらなくても、LINE上で友達グループに話が広がれば、友達の友達へと情報が拡散して、あっという間に近隣の学生に情報が広まってしまいます。

まとめ

本日のまとめです。

  • スタッフ写真を掲載する
  • 職場の写真を掲載する
  • 上司(店長)の写真と人柄を伝える
  • シフトや休日は正確に書く
  • 面接で新たな条件を持ち出さない

 

これらをきっちり守るだけでも、採用のレベルは1段2段あがるはずです。
時給をあげても応募が改善しない場合、こういった基本的なところでつまずいているケースも少なくありません。

効果不振でお悩みの際は、ぜひ自社の求人広告をチェックしてみてください。


編集・執筆/中森規仁

コピーライター、求人媒体の管理・運用職を経て、2011年クイックに入社。ディレクター・プランナーとして、求人広告や採用企画(採用プランニング・採用ツールのご提案)、Indeedなどの広告運用に携わっています。2018年より本メディアの編集・執筆も兼任。

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