採用DXとは?導入ステップや事例・ツール、成功ポイントを徹底解説! COLUMN

採用DXとは?導入ステップや事例・ツール、成功ポイントを徹底解説!

DX時代に突入し、「働き方改革の取り組み」「コロナ禍」などを背景とした急速なクラウドシフトにより、採用分野でも「採用DX」の取り組みが活発化してきました。

「煩雑な業務を効率化し、コア業務に集中したい」

「IT技術を活用し、効果的な採用活動をおこないたい」

「DX時代に適した、効果的な候補者体験を設計したい」

本記事では、こうした課題を抱える人事担当者向けに、人事が知るべき採用DXの概要や採用CXとEXとの関係性のほか、採用DXの実現ステップ、手法・ツール、成功事例を解説します。

目次

採用DXとは

はじめに、そもそもDXとは何かを解説したのち、採用DXを説明します。

そもそもDXとは

そもそもDXとは、デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation)の略であり、「デジタル技術による変革」を意味します。このDXは、単なるデジタル化ではなく、新たなデジタル技術を活用することでビジネスモデルを変革し、価値を創造することです。経済産業省の「DXレポート2」では、成功パターンとして、DXを次のように3段階で定義しています。

  • 【第1フェーズ】デジタイゼーション(アナログデータのデジタル化)
  • 【第2フェーズ】デジタライゼーション(業務・製造プロセスのデジタル化)
  • 【第3フェーズ】デジタルトランスフォーメーション(組織全体の業務・製造プロセスのデジタル化/価値創造やビジネスモデルの変革)

このように、新たなデジタル技術を活用し、価値創造やビジネスモデルの変革をおこなうことが「DXの本質」であることに留意してください。

(※参考)経済産業省:「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会の中間報告書『DXレポート2(中間取りまとめ)』を取りまとめました

採用DXとは

採用DXとは、採用分野におけるDXであり、前章に基づくと「新たなデジタル技術を活用し、採用プロセスの変革や採用CX(候補者体験)を高めること」と定義できます。

具体的には、「母集団形成→選考→内定→入社」の各採用プロセスにおいて、煩雑な業務プロセスのデジタル化とともに、新たなデジタル技術によって採用ビジネスフローの変革を図ること。そして、選考が進むほど、求職者を右肩上がりに動機付けするよう、採用CX(候補者体験)を高めていくことが採用DXの本質です。この採用DXと採用CXの関係性については、後述の「採用DXで高める採用CX(候補者体験)とEX(従業員体験)」の章で詳しく解説します。

また、採用CXについて詳しく知りたい方は、「【事例付】採用CX(候補者体験)とは?成功に導く採用戦略構築ポイント」の記事をご参考ください。

採用DXが注目される背景

急速なデジタル化が進む昨今、採用DXに取り組まない企業は、採用市場で打ち勝つことが困難な時代に突入しています。ここでは、採用DXが注目される背景を解説します。

【1】急速なデジタル化の進展

一つ目は、急速なデジタル化の進展です。

コロナ禍で浸透したオンラインの会社説明会や面接を皮切りに、選考のデジタル化が進展しました。特に、HRTechクラウド市場の急拡大を背景に、採用分野では採用管理やWeb面接、内定フォローツールなどのクラウドサービスが急速に浸透しています。こうした急速なデジタル化が進展するなか、各企業は、競合他社に打ち勝つために、採用DXの取り組みが不可欠となっています。

【2】SNSの利便性

二つ目は、SNSの利便性です。

LINEやTwitterなどのSNSが当たり前に使われているなか、「求職者とスピーディーにコミュニケーションがとれる」「情報発信が手軽にできる」「SNSの拡散性のメリット」など、SNSの活用は企業にとって大きなメリットがあります。こうしたSNSの利便性も、採用DXが注目される大きな理由でしょう。

【3】採用市場の激化

深刻な人材不足を背景に求職者ニーズは多様化し、採用市場は激化しています。こうしたなか、ニーズの高いオンラインの説明会や面接はもちろん、SNSなど求職者と接触しやすいツールを活用することで、求職者ニーズに対応したいと考える企業が増えていることも要因に挙げられます。

採用DXのメリット・デメリット

ここでは、採用DXを進めるにあたって知っておきたいメリット・デメリットを解説します。

採用DXのメリット

【1】採用のコア業務にリソースを割ける

一つ目は、採用のコア業務にリソースを割けることです。

ペーパーレス化によって、紙書類でのやり取りや管理、データ入力などの作業を大幅に削減できます。また、採用管理システムなどの活用により、煩雑な面接日程の調整や選考管理などの劇的な効率化が可能です。こうした業務効率化によって、採用のコア業務にリソースを割くことができます。

【2】応募者の増加と採用ミスマッチの減少

二つ目は、応募者の増加と採用ミスマッチの減少です。

LINEやTwitter、Instagramなどを活用し、求職者ニーズに合った情報や採用CX(候補者体験)を提供することで、応募者の増加や採用ミスマッチの減少が期待できます。

【3】採用力の向上

三つ目は、採用力の向上です。

採用DXの取り組みによって、採用フローの各段階で採用力を高めることができます。具体的には、SNSの特性を活かして、自社のターゲットに応じた迅速な情報提供をおこなえるうえ、求職者との素早いコミュニケーションが可能です。また、SNSを活かした広報活動のほか、各種ツールの活用による内定辞退防止など、採用DXに取り組むことで採用力の向上を実現できます。

採用DXのデメリット

【1】ツール・サービス導入コストの発生

一つ目は、ツール・サービス導入コストが発生することです。

クラウド型であれば、一般的には、ユーザー数に応じた月額の定額費用が発生します。やみくもに導入するのではなく、費用対効果を十分に考慮し、導入する必要があります。

【2】教育・適応に時間がかかる

二つ目は、教育・適応に時間がかかることです。

採用に関するツール・サービスは、目的や業務によってさまざまな種類がありますが、業務毎にツール・サービスが異なると教育から適応までに時間がかかります。異なる業務でツール・サービスを導入する場合、極力、ワンストップで対応可能なツール・サービスを選び、オペレーションを統一化するよう留意が必要でしょう。

【3】ツール・サービスによっては制約がある

三つ目は、ツール・サービスによっては制約があることです。

同じ目的でもツール・サービスの違いによって、扱えるファイル形式や連携できるツールに制約があることがあります。たとえば、採用管理システムで連携できるSNSの種類や、ナビ媒体の制約などが挙げられます。自社の目的や環境にあったツール・サービスを適切に選定することが重要です。

採用DXで高める採用CX(候補者体験)とEX(従業員体験)との関係性

採用DXは、単なる業務効率化の手段ではありません。自社の採用領域における価値創造や変革の手段として活用することが重要です。ここでは、カギを握る採用DXと採用CX・EXとの関係性について解説します。

そもそも採用CXとは

採用CX(Candidate Experience:候補者体験)とは、マーケティング分野のCX(Customer Experience:顧客体験)を採用分野に取り入れた概念のこと。

「CX」は、消費者における商品・サービスの「認知→欲求→記憶→購入」に至るまでの一連のプロセスで価値ある顧客体験の提供を指しますが、採用CXは、この考え方を採用分野に取り入れています。

  • CX:認知→欲求→記憶→購入
  • 採用CX:認知→興味→応募→選考→入社

この「採用CX」は、自社の認知から入社に至る各プロセスに着目し、候補者体験を高めることを指します。各々のプロセスで価値ある候補者体験を求職者に提供し、入社動機を右肩上がりに高めていくことが採用CXの本質です。

そもそもEXとは

EX(Employee Experience:従業員体験)とは、従業員が働くことを通して得られる経験・体験のこと。 ここでの経験・体験には、業務を通じて得られたものだけではなく、社内行事や、報酬制度といった福利厚生など、組織内における経験の全てが含まれます。深刻な人手不足や働き方改革を背景に、従業員満足度を高める必要から、EXの重要性が高まっているのです。

採用DXと採用DX、EXとの関係性

採用DXは、採用領域における価値創造や変革の手段のひとつです。

この採用DXは、求職者を対象とした「採用CX(候補者体験)」の直接的な手段となりますが、EXは、自社の従業員が対象となるため、「採用CX(候補者体験)」の直接的な手段にはなりません。しかし、従業員満足度の向上によりEX(従業員体験)が高まれば、好意的な情報が発信され、従業員から求職者への接触を通じて採用CX(候補者体験)の向上につなげることができます。こうした関係性から、採用DXは、採用CXの手段となるとともに、EX向上に取り組むことが重要なのです。

採用DX6つの実現ステップ

ここでは、採用DXを具体的に進めるための導入ステップを解説します。

【1】採用目的の確認

【2】採用目標・コンセプトの設定

【3】採用CX(候補者体験)の構築

【4】EX(従業員体験)の課題抽出・見直し

【5】EX(従業員体験)の手法・施策選定

【6】採用CX・EXのITツール検討・導入

順を追って説明します。

【1】採用目的の明確化

一つ目は、採用目的の明確化です。

一般的に企業は、「事業戦略の遂行」「不足人員の補充」「組織の活性化」などを目的に採用をおこないます。しかし、目的や事業戦略によって求める要件が異なるため、採用目的の明確化が重要です。具体的には、採用マーケティングの下、採用市場の環境分析をおこなう「3C分析」、競争環境の分析をおこなう「SWOT分析」によって、自社を取り巻く環境分析をおこない、採用目的を明確化します。

【2】キャンディデイト・ジャーニーの設定(カスタマー・ジャーニー)

二つ目は、キャンディデイト・ジャーニーの設定です。

カスタマー・ジャーニーとは、マーケティング分野において、顧客が商品・サービスを認知から購入するまでの一連の行動・思考プロセスのこと。これをカスタマー・ジャーニーマップに落とし込むことで、顧客の視点に立ち、商品開発・サービスの提供方法を具体的に検討できます。キャンディデイト・ジャーニーは、カスタマー・ジャーニーを採用分野に導入した概念です。キャンディデイト・ジャーニーマップを作成し、自社に適したキャンディデイト・ジャーニーを設定しましょう。

キャンディデイト・ジャーニーの詳細やキャンディデイト・ジャーニーマップの作成例を知りたい方は、「【事例付】採用CX(候補者体験)とは?成功に導く採用戦略構築ポイント」の記事をご参考ください。

【3】採用CX(候補者体験)の構築(採用チャネル・採用手法の決定)

三つ目は、採用CX(候補者体験)の構築です。

キャンディデイト・ジャーニーマップに基づき、採用の各段階「認知→興味→応募→選考・内定→入社」に応じた候補者体験を設計します。この採用段階が進むほど求職者を右肩上がりに動機付けできるよう、一貫した採用目的の下、採用CX(候補者体験)を設計してください。このとき、作成したキャンディデイト・ジャーニーマップに基づいて、自社の課題を解消するよう留意してください。

【4】EX(従業員体験)の課題抽出・見直し

四つ目は、EX(従業員体験)の課題抽出・見直しです。

EXを高めるためには、あるべき姿とのギャップを把握し、課題を明確化することが重要です。具体的には、従業員満足度調査やエンゲージメントサーベイによって、従業員ニーズを可視化し、自社の課題を抽出します。従業員のパフォーマンスと問題点の相関関係を踏まえて、課題を抽出することがポイントです。

【5】EX(従業員体験)の手法・施策選定

五つ目は、EX(従業員体験)の手法・施策選定です。

抽出した課題をどのようにEXに落とし込むか、手法・施策を選定します。煩雑な業務を効率化したい場合には「ワークフローの導入」、ライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を実現したい場合には「リモートワークの導入」など、各々のニーズに適した手法・施策を選定しましょう。

【6】採用CX・EXのITツール検討・導入

6つ目は、ITツール検討・導入です。

採用CX、EXの手法・施策を選定した次には、実際に活用するITツールの検討・導入をおこないます。同じ目的のツールでも、「〇〇とは連携できない」「機能が制限されている」「求職者にツールが浸透していない」など、実務に不具合が生じることがあります。ITツールを選定する際は、各ツールの要件やメリット・デメリットを踏まえて決定することが重要です。

採用DX化に活用できる手法・ツール4選

ここでは、採用DX化に活用できる代表的な手法とツールを紹介しますので、参考にしてください。

採用管理システムの導入

採用管理ツールは、さまざまな採用管理業務の劇的な効率化が可能です。「各求人媒体を横断した求職者情報の一括管理」「面接官・求職者間の面接日程をワンストップ化」「選考情報、過程の一元管理」など、目的やニーズに応じた機能を備えたツールがあります。

HRMOS(ハーモス)採用(株式会社ビズリーチ)

選考管理から求人管理はもちろん、リクナビやマイナビなどの求人媒体との連携からエージェントの管理まで、ワンストップで対応できます。また、分析機能によって採用状況の可視化が可能なため、採用活動のPDCAを効果的に回していくことが可能です。

【主な特徴】

新卒・中途の双方に対応し、採用の効率化から分析・改善まで可能

【料金】

要問い合わせ

Web面接ツールの導入

Web面接ツールには、汎用的なコミュニケーションツールであるZoomやGoogleMeetのほか、採用面接に特化したものもあります。

ZoomやGoogleMeetは、企業が発行したURLに求職者がアクセスし、カメラとマイク・スピーカー機能を用いてWeb面接を実施します。これらのツールは、求職者も使い慣れているため、トラブルが少なく使いやすいことがメリットです。

採用面接に特化したWeb面接ツールは、応募者管理や評価、スケジュール管理など、選考に必要な機能が備わっています。なかには、録画面接に対応したツールもあるなど、さまざまなWeb面接ツールがあります。

harutaka(株式会社ZENKIGEN)

採用のあらゆる場面で品質向上を実現する「録画選考システム」「面接解析システム」のソリューションを展開しています。「録画選考システム」を活用し、自己PR動画から応募者の魅力を見出すほか、「面接解析システム」によって、Web面接の内容を関係者に共有・分析することができます。また、採用管理システムとの連携により、利用している管理画面で情報の一元管理が可能です。

【主な特徴】

録画動画面接機能あり

【料金】

要問い合わせ

内定者フォローツールの導入

内定フォローツールは、内定フォローの効率化や内定辞退の防止を目的に、さまざまなツールが各社から展開されています。

主に、人事と内定者、または内定者同士のコミュニケーションを促進するほか、内定フォロー管理の効率化を実現するツールがあります。内定フォローツールを活用することで、煩雑な業務の効率化とともに、内定者を動機付けることが可能です。

内定者パック(株式会社プロシーズ)

内定フォローで重視すべき、「内定者との定期的な連絡」「自社情報のオープン化」「内定者の働く準備」の3つフォローをWebで実現できるツールです。

企業からのお知らせなどの連絡ツールのほか、内定者同士のプロフィールを見られる状態にすることで、内定者同士のコミュニケーションを促すことができます。また、内定者の戦力化を図る各種eラーニングも可能です。

【主な特徴】

SNSや掲示板機能などコミュニケーションツールが豊富で、eラーニングも受け放題

【料金】

要問い合わせ

採用サイト制作支援ツールの活用

Web制作会社により作成されることが主流だった採用サイトも、近年ではCMS(Contents Management System)の登場により、内容や画像をテンプレートにセットすることで自社でのサイトの制作が可能になっています。

採用サイト制作支援ツールは、CMSによる採用サイトの制作はもちろん、サイトの運用・改善まで、マーケティング分析の下、自社に最適な採用サイトを作ることができます。

トルー(株式会社ダトラ)

トルーは、月額1.5万円から利用できる採用マーケティングツールで、採用サイトを簡単に制作できます。サイトへの集客フォローから利用方法まで、専用担当者による手厚いサポートがあります。Indeedをはじめとした求人検索エンジンと自動連携するため、トルーで採用サイトを公開するだけで、応募者の増加が期待できます。

【主な特徴】

採用サイトを簡単に制作でき、採用マーケティングのノウハウもセットで提供

【料金】

1.5万円/月~

採用DXの成功事例3選

ここでは、採用DXの成功事例を紹介します。

AIを選考に活用した事例(三菱食品株式会社)

同社では、選考業務の効率化のほか、本来であれば自社にマッチしていたはずの学生の見落とし防止を目的に、選考にAIを導入しています。

従来、同社ではエントリーシートと適性検査で書類選考を実施していました。しかし、多くの求職者をスクリーニングするため、自社にマッチしていたはずの求職者を見落としていた可能性がありました。これを改善するため、「データ活用による効率的な選考化」「求職者の魅力やマッチ度合いの定量化」を実現できる「harutaka」「harutaka EF」を導入。これにより、一次面接の合格率が約20%上昇したほか、意欲高い求職者による母集団形成、採用期間の2ヶ月短縮を実現しています。

(参考)株式会社ZENKIGEN:「一次面接の合格率が約20%上昇。AIを取り入れたことで実現した三菱食品の「人間らしい採用」とは

採用管理システムでオペレーション業務を80%削減した事例(株式会社鎌倉新書)

同社では、採用管理システムの導入によって、オペレーション業務を80%削減しています。

従来、同社の採用実務は、カレンダーやメールソフトなど各種ツールを用いてオペレーションをおこなうなど、煩雑な採用事務に追われていました。しかし、採用管理システム「HRMOS採用」の導入により、こうしたオペレーション業務を劇的に削減したほか、本来おこなうべきデータ分析や採用プロセスの改善など、現在ではコア業務に注力できる環境を整えています。こうした成果から、求人媒体の活用や人材紹介会社の開拓によって、応募数2倍を実現したこともポイントです。

(参考)株式会社ビズリーチ:「株式会社鎌倉新書 | HRMOS(ハーモス)

録画面接を取り入れた事例(株式会社グロップ)

同社は、人材派遣業におけるスタッフ採用を目的に、採用面接に特化したWeb面接ツールを導入しています。

遠隔地の求職者の場合、従来では派遣登録面談で来社してもらいにくいなどの課題がありました。そこで、「求職者目線で通信量が少ないこと」「ワンタップでWeb面接が可能なこと」を決め手に、Web面接ツール「SOKUMEN」の導入を決定。すぐに面接が可能なため、リードタイムを短縮したほか、面接しながら会社案内や求人案内を手軽に共有できることもポイントです。また、録画機能を使うことで、面接の動画をあとから社内で共有できるため、求職者の採否や案件とのマッチングにも活用できるようになりました。

(参考)株式会社 マルジュ:「5分に一回画面を変えて求職者の方が飽きない工夫をしています | 導入事例

採用DXを成功に導くポイント

採用DXにはデジタル人材が必要ですが、必ずしも人事部門にデジタル人材がいるとは限りません。

社内の情報システム部門に協力を仰ぐことが可能であれば、情報システムの視点で協力を仰ぐこともよいでしょう。しかし、採用DX分野のツール・サービスは、日々進化しているため、自社だけでは解決できないこともあります。採用コンサルティングや外部人材など、外部ノウハウを活用することも有効です。

弊社では、採用戦略構築から実行改善まで一貫した候補者体験の設計の下、各企業に最適な採用支援を提供していますので、ぜひご相談ください。

採用のお悩みを解決します

まとめ

本記事では、人事が知るべき採用DXの概要や採用CXとEXとの関係性のほか、採用DXの実現ステップ、手法・ツール、成功事例を解説しました。

採用市場が激化する昨今、競合他社に打ち勝つためには、採用DXを活用し、採用CXとEXを高めていくことが不可欠です。本記事を参考に、自社に最適な採用CXとEXを設計し、採用DXを加速させていきましょう。

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