採用コンサルティングとは? 導入するメリット・デメリットや、おすすめの5社も紹介解説 COLUMN

2026.02.25

2026.02.25

    採用活動が思うように進まず、課題を感じている企業は少なくありません。応募が集まらない、ミスマッチが多いといった悩みの背景には、戦略設計や体制面の問題が隠れていることがあります。

    こうした状況で注目されているのが「採用コンサルティング」です。本記事では、採用コンサルティングの概要から採用代行(RPO)との違い、導入するメリット・デメリットなどをご紹介します。最後におすすめの採用コンサルティング会社も紹介するので、自社に合った採用活動をご検討されている方は、ぜひ参考になさってください。

    【この記事で分かること】

    • 採用コンサルティングの概要と利用できるサービス
    • 採用コンサルティングを導入するメリット・デメリット
    • おすすめの採用コンサルティング会社5選

    採用活動の成果を高めるには、戦略の設計が不可欠です。株式会社クイックの採用サロンの独自コンサルティングサービス「採活力」をまとめた資料「採用課題を解決に導く採用戦略構築のポイント」では、採用担当者が直面する課題と戦略策定のポイント、サービス概要や導入のメリット、事例、サポート内容までを分かりやすく解説しています。

    これから採用戦略を見直したい企業様に役立つ内容です。ぜひダウンロードしてみてください。

    採用コンサルティングとは?

    採用コンサルティングとは、企業が抱える採用課題を整理し、解決に向けた方針や施策を専門的な立場から支援するサービスです。単なる人材紹介や求人掲載とは異なり、採用活動全体を俯瞰して改善を図る点に特徴があります。

    具体的には、事業計画や組織状況を踏まえた採用戦略の立案から、選考プロセスの設計、改善提案までを幅広く支援します。市場動向や求職者の変化を踏まえ、実現可能性の高い施策を検討できる点も強みです。

    近年、従来型の求人媒体への掲載を中心とした採用手法では、思うような成果が出にくくなっています。そのため、外部の専門家の知見を取り入れながら、採用活動を見直す企業が増えています。

    採用コンサルティングは、採用活動を根本から整えたい企業にとって、有効な選択肢の一つといえるでしょう。

    採用代行(RPO)との相違点

    採用コンサルティングと混同されやすいサービスに、採用代行(RPO:Recruitment Process Outsourcing)があります。両者は目的や役割が異なるため、違いを理解しておくことが重要です。

    採用コンサルティングは、採用戦略の設計や課題整理といった上流工程の支援に重点を置きます。一方、RPOは求人掲載や面接調整など、実務オペレーションの代行が中心です。

    近年では、戦略支援と実務支援の両方を提供する会社も増えています。ただし、どちらが適しているかは企業の課題によって異なります。

    戦略が固まっていない場合は、採用コンサルティングの利用が有効です。またリソース不足が課題の場合は、RPOを選択するのもよいでしょう。

    採用コンサルティングで提供される主要サービス

    採用コンサルティングでは、企業の状況に応じて複数の支援が行われます。ここでは代表的なサービス領域を整理し、解説していきます。

    採用戦略の設計

    採用戦略の設計は、採用活動全体の土台となる重要な工程です。事業計画を踏まえ「どのような人材を、いつまでに、何人採用するか」を整理します。

    市場調査や競合分析を行い、現実的な採用計画を立てる点が特徴です。採用難易度を考慮し、経営層と認識をすり合わせながら進めることが重要になります。

    選考プロセスの設計・改善

    選考プロセスの質は、採用成果に大きく影響します。採用コンサルティングでは、評価基準の設計や面接官トレーニングを通じて改善を図ります。

    属人的な判断を減らし、候補者体験(採用CX)を意識した選考設計がポイントです。内定者フォロー体制を整えることで、内定承諾率の向上も期待できます。

    株式会社クイックの採用コンサルティングサービスでは、企業課題や個々の強化ポイントに応じた6種類のプログラムをご用意。実践的なロールプレイングを通じて、「わかる」だけでなく「できる」面接官へと育成します。詳しくは「面接官トレーニングのご案内」よりご確認ください。

    採用後の定着支援(オンボーディング)

    採用は内定がゴールではありません。入社後の定着までを見据えた支援も、採用コンサルティングの重要な役割です。

    早期離職を防ぐため、フォロー体制や育成施策の設計を行います。採用と定着を一体で考えることで、採用コストの最適化にもつながります。

    オンボーディングの重要性が高まる中、定着支援を含めた視点が欠かせません。

    採用コンサルティング導入のメリット

    採用コンサルティングを導入することで、採用活動を多角的に見直すことが可能になります。経営・人事の双方にとって意味のある改善が期待できる点が特徴です。

    ここからは、導入によって得られる主なメリットを具体的に解説します。

    プロの視点による客観的な自社分析

    採用コンサルティングの大きなメリットの一つが、第三者による客観的な視点を得られることです。社内だけでは気付きにくい課題や強みを、冷静に整理できます。

    長年同じ採用手法を続けていると、思い込みが生まれやすくなるリスクがあります。外部の専門家が市場データや他社事例との比較を通じて自社を評価することで、自社の立ち位置が明確になります。

    分析は感覚論ではなく、データやヒアリングを基に行われます。経営層と現場の認識ギャップが可視化され、すり合わせが進むケースも少なくありません。

    最新の市場動向とトレンドの活用

    採用市場や求職者の動向は、短期間で大きく変化しており、自社だけで最新情報を追い続けるのは簡単ではありません。

    その点、採用コンサルタントは、市場動向や採用手法の変化に常に触れています。その知見を自社の施策に落とし込める点がメリットです。

    新しいチャネルや手法も、目的に応じて取捨選択されます。流行を追うのではなく、自社に合う形で活用できる点が重要です。

    採用担当者の業務負担軽減

    採用コンサルティングの役割は、単に業務を単に減らすことではなく、人事が本来注力すべき業務に集中できる環境を整えることにあります。

    戦略設計や優先順位付けをプロが支えることで、判断に伴う負荷や工数が軽減されます。これにより、少人数の人事体制でも、採用活動を進めやすくなります。

    あくまで協働関係であり、人事の役割を尊重しながら進められる点が特徴です。

    採用成功率とマッチング精度の向上

    採用コンサルティングは、採用人数の確保だけを目的としません。定着率や活躍を見据えたマッチング精度の向上を重視します。

    要件定義を丁寧に行うことで、ミスマッチを防ぎやすくなります。選考フローの設計も、精度向上に欠かせない要素です。

    世間一般で優秀とされる人材が、必ずしも自社に合うとは限りません。自社にフィットする人材を採用し、定着率を改善することは、結果的に採用コストの最適化にもつながります。

    採用コンサルティング導入のデメリット

    採用コンサルティングには多くのメリットがある一方で、導入時に注意すべき点も存在します。
    ここでは、導入前に理解しておきたい主なデメリットを具体的に解説します。

    外部コストの発生

    採用コンサルティングを導入すると、外部コストが発生します。会社や支援範囲によって金額は異なるため一概にはいえませんが、月額契約の場合は数十万円規模、プロジェクト単位では数百万円になることが一般的です。

    ただし、費用面だけを見て判断するのではなく、費用対効果を十分に検討する視点が欠かせません。採用の失敗による再募集にかかるコストや早期離職による損失、自社での採用にかかる工数や人件費と比較すると、採用コンサルティングの導入が結果としてコスト抑制につながる場合も多々あります。

    社内にノウハウが蓄積されにくい

    採用業務を外部に任せきりにすると、社内にノウハウが蓄積されにくくなるリスクがあります。契約終了後、自社だけで採用活動を継続できない恐れもあるでしょう。

    特に「丸投げ型」の進め方では、この傾向が強くなりがちです。一方で、共同作業型のコンサルティングであれば回避できるケースもあります。

    支援を受けながらも、マニュアル化や仕組み化を意識して進めるなど、外注と内製のバランスを考える必要があります。

    認識のズレによる成果の未達

    コンサルタントとのコミュニケーションが不足すると、認識のズレが生じ、現場の実態と戦略がかみ合わない可能性があります。

    これを防ぐには、経営・人事・現場それぞれの考えや課題を整理した上で、コンサルタントと十分に共有することが重要です。

    定期的なすり合わせを行い、戦略と現場の実態を継続的に確認することで、ズレを最小限に抑えることができます。初期段階での認識合わせが、成果に大きく影響します。

    情報共有に要する社内工数

    採用コンサル導入初期には、一定の社内工数が発生します。ヒアリング対応やデータの整理・共有などが必要になるためです。

    短期的には負担が増えたと感じる場合もありますが、これは精度の高い戦略構築に欠かせないプロセスです。

    初期段階で丁寧な情報共有を行うことで、後の工数削減やミスマッチの防止につながります。社内の協力体制を適切に整備できるかが、支援成果を左右します。

    失敗しない採用コンサルティング会社の選び方

    採用コンサルティングの効果を高めるには、自社に合った会社を選ぶことが欠かせません。価格や知名度だけで判断すると、支援内容とのミスマッチが起こりやすくなります。

    まず確認したいのは、特定職種や業界での支援実績です。自社と近い採用課題を経験しているかで、提案の現実性が変わります。

    次に、伴走型か研修型かといった支援スタイルが、自社の体制や目的に合っているかを見極めましょう。併せて、戦略から実務までのサポート範囲が過不足なく設計されているかも重要です。将来的な自走を考えるなら、ノウハウを社内に残す仕組みがあるかも確認したい点です。

    最後に、コミュニケーションの質にも注目しましょう。事業理解の深さやレスポンスの速さは、成果に直結します。複数社を比較し、自社の採用フェーズに合うかを丁寧に判断することが、失敗を防ぐ近道です。

    おすすめの採用コンサルティング会社5選

    採用コンサルティング会社は、支援スタイルや得意領域がそれぞれ異なります。ここでは、比較・検討の一例としておすすめの企業を紹介します。

    株式会社クイック

    株式会社クイックは採用活動全体を見渡した支援を提供する会社です。採用活動の計画立案から、募集広告や採用サイト、応募者対応などの実務支援、さらには入社後のフォローまで、ワンストップで相談できます。

    また、株式会社クイックでは独自の採用コンサルティングサービス「採活力」を用い、企業の魅力や求める人物像を明確にする支援を行います。これにより、感覚頼りではなく客観的なデータに基づく戦略設計が可能です。詳細はこちらよりご確認ください。

    さらに、適性検査「CUBIC」などを取り入れ、組織や個人の特性を理解した上での採用設計にも活用できます。

    採用全体を俯瞰したい企業や、自社の魅力を効果的に伝えたい企業におすすめです。

    ※参考:株式会社クイック.「採用コンサルティング」.https://saiyo-salon.jp/service/recruit-consulting/ ,(参照2026-01-15).

    マルゴト株式会社

    マルゴト株式会社は、ベンチャーやスタートアップ支援を中心とした実績を持つ会社です。月額固定料金制を採用しており、専任担当者による伴走型支援が特徴です。

    採用状況に応じて、依頼内容を柔軟に調整できます。実務からレポート作成まで一貫して相談できる点も安心材料です。

    少人数の人事で採用体制を構築したい企業と相性が良い傾向があります。伴走しながら進めたい場合の選択肢としても向いているでしょう。

    ※参考:マルゴト株式会社.「まるごと人事」.https://marugotoinc.jp/ ,(参照2026-01-15).

    HeaR株式会社

    HeaR株式会社は、候補者体験を重視した採用支援に強みを持っています。採用マーケティングやブランディングを含めた支援が特徴です。

    戦略立案から実務代行まで、一貫したサポートを提供しており、採用広報や認知形成に課題を感じている企業に向いています。

    また支援終了後もナレッジが残るよう、引き継ぎを意識した体制となっているため、中長期視点で採用力を高めたい企業に適しています。

    ※参考:HeaR株式会社.「採用コンサルティング事業」.https://www.hear.co.jp/service/recruit-consulting ,(参照2026-01-15).

    株式会社マイナビ

    株式会社マイナビは、長年の採用支援実績を持つ総合人材会社です。豊富なデータに基づく市場分析力が強みとされています。

    新卒・中途を問わず、幅広い採用フェーズに対応している他、全国に拠点があり、地域密着型の支援が可能です。

    採用規模が大きい企業や、複数拠点での採用に取り組む企業と相性が良く、安定感を重視する場合の選択肢として適しているといえるでしょう。

    ※参考:株式会社マイナビ.「採用コンサルティング」. https://hrd.mynavi.jp/service/service-23731/ ,(参照2026-01-15).

    株式会社カケハシ スカイソリューションズ

    株式会社カケハシ スカイソリューションズは、採用から育成・定着までを一貫して支援しており、組織づくり視点でのコンサルティングが特徴です。

    採用サイトやパンフレットなど、クリエイティブ制作にも対応しているため、採用広報を強化したい企業に向いています。

    また採用後の活躍や定着に課題を感じている場合にも、検討するとよいでしょう。長期的な組織成長を見据えた支援が期待できます。

    ※参考:株式会社カケハシ スカイソリューションズ.「採用支援」.https://www.kakehashi-skysol.co.jp/service/support/ ,(参照2026-01-15).

    まとめ

    採用コンサルティングは、採用課題を整理し、戦略から実行までを支援するサービスです。一方で、費用や体制面など、導入前に理解しておくべき点もあります。

    重要なのは、自社の採用課題やフェーズに合った支援会社を選ぶことです。複数の視点から比較・検討することで、ミスマッチを防ぎやすくなります。

    株式会社クイックでは、採用戦略の設計から実行支援、改善提案までを一貫してサポートしています。採用活動全体を整理したい場合や、まずは相談から始めたい場合も、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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