求人ボックスとは?特徴や掲載方法・Indeedとの違いについて解説! COLUMN

公開日:2023.03.24

更新日:2023.12.08

求人ボックスとは?特徴や掲載方法・Indeedとの違いについて解説!

幅広い求人ニーズに対応し、国内最大級の求人サービスを展開する求人ボックス。無料で簡単に求人広告掲載がはじめられるほか、クリック課金型で効率的な広告運用ができる求人ボックスの魅力を詳しく知りたいという人事担当者も多いでしょう。この記事では、求人ボックスの特徴や掲載方法、Indeedとの違いについてご紹介します。

目次

求人ボックスとは

求人ボックスは、国内最大級の求人サービスです。ここでは、求人ボックスを次に沿って説明します。

  • 求人ボックスとは
  • 求人ボックスのサービス概要

求人ボックスとは

求人ボックスは価格.comや食べログ、キナリノを提供する株式会社カカクコムが運営する求人サービスです。

これらのサービス提供のバックグラウンドがあるためユーザー視点でのコンテンツ作りに強みを持っており、2015年のサービス開始以降、順調にそのユーザー数を増やしてきました。

求人ボックスは「求人検索エンジン」と呼ばれる求人サービスであり、タウンワークやバイトルなどのさまざまな求人メディアの求人情報を収集して掲載しています。

そのため、1つのサービスで多くの求人を見ることができ、求職者にとって利便性の高いサービスとなっています。

求人ボックスのサービス概要

求人ボックスは求人検索エンジンであり、求人情報を掲載できる「採用ボード」、効果的に求職者にアプローチできる「リスティング広告」のサービスを展開しています。ここでは、求人ボックスの概要を説明しますが、掲載方法については、「掲載方法について」の章をご参照ください。

【1】採用ボード

求人情報をフォーマットに従い入力するだけで、簡単に求人ページが作成できます。初期費用や掲載費用、成果報酬がなく、求人情報の掲載から採用まで無料で利用可能です。
求人ボックス採用ボード

【2】サイト連携(クローリング)

サイト連携(クローリング)は、Web上で掲載されている求人サイトや採用ページの情報をクローラによって自動収集し、独自のアルゴリズムで掲載判定のうえで求人ボックスに無料で掲載するサービスです。なお、このクローラとは、Webを巡回して収集してくるロボットを指します。
求人ボックスのクローリング

【3】リスティング広告

リスティング広告は、効果的に求職者にアプローチができます。求人ボックス上の広告枠に自社の求人を掲載することができ、クリック課金型の有料広告で効率的な広告運用が可能です。
求人ボックス採用ボード
(※引用・参考)株式会社カカクコム(求人ボックス):「求人ボックス

求人ボックス5つの特徴

ここでは、求人ボックスの特徴を次のとおり紹介いたします。

  • 【1】国内最大級の利用者数
  • 【2】独自の検索エンジン
  • 【3】デザイン性の高さと使いやすさ
  • 【4】さまざまな層にアプローチが可能
  • 【5】費用を柔軟に設定可能

【1】国内最大級の利用者数

求人ボックスは、幅広い求人ニーズに対応した検索エンジンを強みに若年層からシニア層まで順調に利用者数を拡大し、現在では月間800万人が訪問する国内最大級の求人一括検索サービスです。全国の求人サイトや転職サイトから、新卒採用や正社員・アルバイト・契約社員など、多様な求人情報を集約して提供しています。

【2】独自の検索エンジン

求人ボックスの検索エンジンは、独自の検索アルゴリズムによって、入力されたキーワードに対し、ユーザーの意図に沿った順位を付ける仕組みになっています。

この順位は、「入力されたキーワード」「勤務地との関連性」「情報量や新しさ」「そのほか求職者にとって必要な情報」に基づいたロジックによって決定されてます。

【3】デザイン性の高さ

求人ボックスはIndeedと比較されることが多くあります。

Indeedはアメリカに由来する企業であるため、見た目が非常にシンプルで、装飾がほとんどありません。一方で求人ボックスは日本発のサービスであり、日本の雇用マーケットに合わせた
デザインになっています。実際の求人ボックスの画面は、下記画像のようなデザイン性の高いホームページであることがわかります。

【4】さまざまな層にアプローチが可能

求人ボックスは、さまざまな層にアプローチできる求人サービスです。次のようなユーザーで構成されており、老若男女問わず、幅広い雇用形態で求職者の動きが見られることがわかります。

(※引用・参考)株式会社カカクコム(求人ボックス):「月間利用者が500万人を突破!

従来の求人メディアの場合、そのメディアの特徴に応じたユーザーが利用していますが、さまざまな層から利用されている求人ボックスの活用により効率的な求人掲載が可能です。

求人ボックスやIndeedに簡単操作で求人掲載できるサービス「Q-mate」を提供中!

【5】費用を柔軟に設定可能

求人ボックスは、初期費用や成功報酬がないため、0円から求人掲載をすることが可能です。そのため、採用予算が限られている企業や、採用の緊急度が高くない場合には、特に有効的に活用できます。

また、採用の緊急度が高いのであれば、有料掲載の選択も可能です。求人ボックスの料金体系はクリック課金制という方式を採用しており、掲載された求人が求職者にクリックされるまで費用は発生しません。詳細は、次章で説明します。

知っておきたい求人ボックスの料金

無料掲載/採用ボード(無料)

「求人ボックス 採用ボード」は、初期費用・掲載費用・成果報酬が発生せず、無料で求人掲載をスタートできます。「求人掲載」「応募・選考」「採用」「掲載内容の編集」のいずれも無料でおこなうことが可能です。サイト連携(クローリング)も無料で申請できます。

有料オプション/リスティング広告(有料)

有料掲載の運用方法は、予算内でクリック数を最大化させる自動運用と、25円〜1,000円の間で設定する手動運用の2通りがあり、目的に応じて柔軟な掲載が可能です。

求人情報を有料掲載することで、求職者の目に届きやすい「有料枠」へ原稿を配信できます。

有料枠は掲載する求人をより上位に表示でき、表示回数の増加とそれにともなう応募数の増加や採用の短期化を図ることが可能です。求人ボックスの予算は100円/日から設定可能なため、気軽に試すことができます。

(※引用・参考)株式会社カカクコム(求人ボックス):「求人ボックスのリスティング広告

弊社クイックは、求人ボックスの正規代理店として数多くの企業様における採用活動を支援しています。求人ボックスについてお悩みの企業様は、ぜひ弊社へお問い合わせください。

有料オプション/リスティング広告の4つのメリット

有料オプションのメリットは、次の4つです。

  • 目立つ広告枠に求人を掲載
  • 無駄のないクリック課金
  • 意欲の高い求職者へリーチ
  • 充実した管理画面

【1】目立つ広告枠に求人を掲載

最上位から順番に表示される「広告枠」に掲載できます。求人を検索したユーザーのファーストビューとして表示されるため、多くの求職者に自社の求人をアピールすることが可能です。

【2】無駄のないクリック課金

自社の求人がクリックされた分のみ課金される「クリック課金」のため、無駄な費用は発生せず、費用対効果が高いといえます。

また、クリック課金という特性から、クリック数やPV数を計測し、分析した内容に基づいて広告を最適化できることも大きなメリットです。

【3】意欲の高い求職者へリーチ

求人ボックスは、求人情報に特化した検索サイトで、意欲の高い幅広い求職者にリーチすることができます。採用に直結しやすいユーザーがターゲットのため、効果の高い広告運用が可能です。

【4】充実した管理画面

運用の設定・状況を確認できるなど、リスティング広告の効果を最大限におこなえる充実した管理画面です。

管理画面上で、日別・月別・キャンペーン別にパフォーマンスを確認できるほか、リスティング広告の運用方法を「手動運用」「自動運用」のいずれかを選べるため、きめ細やかな運用設定が可能です。

掲載方法について

求人ボックスは、直接投稿(採用ボード)とクローリングの主に2つの掲載方法があります。

直接投稿(採用ボード)

【1】採用ボードとは

採用ボード(直接投稿)とは、求人ボックス内にアカウントを登録し、直接求人情報を入力する投稿方法のことを指します。

募集したい求人内容をフォーマットの項目に従い入力するだけで、簡単に求人ページを作成できるのが特徴です。自由項目でアピールするなどカスタマイズも可能なため、企業ごとの特徴に合わせた原稿を作成できます。

【2】採用ボードの便利な機能

【求人票の複製ができる】

作成済みの求人票を複製して、参照作成できます。一から作る必要がなく、効率的に求人票を作成可能です。

【見やすい自社評価グラフ】

ラジオボタンを選択するだけで、簡単に職場や仕事の特徴をグラフ化できます。伝わりにくい職場の雰囲気や、仕事の進め方などをわかりやすくグラフで可視化できるため、採用ミスマッチ防止に役立てることができます。

【興味を惹き付ける写真掲載】

求職者の目につきやすい求人票のトップに写真を掲載できます。職場の様子や一緒に働くメンバーの写真を掲載することで、効果的に求職者を惹き付けましょう。また、1つの求人に対して、6枚まで写真投稿が可能です。

【選べる応募項目】

自社のニーズに合わせて、応募者が入力する項目を自社で選ぶことができます。応募数を重点的に集めたい場合は、「メールアドレス」と「名前」だけで応募を受け付けることも可能です。

(※引用・参考)株式会社カカクコム(求人ボックス):「無料で求人広告掲載 正社員・アルバイト採用に対応

クローリング

求人ボックスのもうひとつの掲載方法は、クローリングです。

クローリングとは、プログラムがWebサイト上の情報を取得する技術のことを指します。

求人ボックスの場合、企業の求人サイトを求人ボックスがクローリングすることで情報を収集・連携し、原稿が掲載されます。

企業の自社サイトに求職者を誘致することにより、より多くの情報を届けることができるのがクローリング掲載のメリットです。

簡単!求人ボックス掲載3ステップ

求人ボックスは、3ステップで簡単に求人ページが作成できます。ここでは、求人ボックス掲載方法を次の3ステップで紹介します。

  • 【1】アカウント作成
  • 【2】求人票の入稿
  • 【3】求人ボックスに掲載

【1】アカウント作成

最初に、求人ボックスのアカウントを作成します。

求人ボックス 採用ボード」ページより、「新規登録して求人掲載」ボタンをクリックし、必要情報を入力します。入力項目は、「メールアドレス」「パスワード」「電話番号」「企業・団体・店舗名」が必須項目で、「サイト・ホームページ」「有料オプション案内(希望する場合)」は任意項目です。

【2】求人票の作成

次に、求人票を作成します。

「仕事内容」「勤務地」「給与条件」「雇用形態」など、入力項目に沿って求人内容を入力するだけで、求人票を完成させることができます。さらに、「職場環境の紹介」「事業内容」を掲載するほか、項目のカスタマイズにより、さらに仕事・職場の魅力の発信が可能です。写真も投稿し、求職者を惹き付ける魅力的な求人票を作成しましょう。

【3】求人ボックスに掲載

最後に、求人票を求人ボックスに掲載します。

求人票を作成し終えたら、求人情報を投稿します。投稿された求人票は、所定の審査を経て、最短、当日中に求人ボックスに掲載されます。場合によっては、審査で追加書類を求められることもあります。

(※引用・参考)株式会社カカクコム(求人ボックス):「無料で求人広告掲載 正社員・アルバイト採用に対応

Indeedとの違い

ここまで求人ボックスの紹介しましたが、ここからはIndeedとの違いを紹介いたします。

写真の掲載について

Indeedでは写真の添付は5枚までであり、求職者が写真を見られるのはスマートフォンで検索をした場合に限られます。

一方で求人ボックスは6枚までの写真添付が可能であり、パソコンで求人検索をした際にも写真を見ることができます。

ポリシーについて

Indeedは「職種名はシンプルに」が推奨されています。一方、求人ボックスは装飾が可能になっています。
そのため、職種名での差別化を図ったり、目立つよう工夫しやすいのは求人ボックスです。

(例)
Indeed推奨の職種名
・求人広告の営業
・軽貨物の検品スタッフ
・一般事務

求人ボックスの職種名
・時短勤務や在宅勤務OKの一般事務
・完全週休2日制の2tトラックドライバー
・未経験から活躍できる法人営業

検索方法について

Indeedの場合、基本的には「キーワード×勤務地」を入力して検索します。
そこに加え、「掲載日数」「雇用形態」「年収」「勤務地」「会社名」「検索勤務地からの距離」での絞り込みが可能です。

求人ボックスの検索方法も「キーワード×勤務地」をベースとする点は同じです。

Indeedとの大きな違いは以下の写真にある絞り込み条件にあります。

こちらの絞り込み条件を活用することで、雇用形態や給与、こだわり条件での検索も可能です。
このように項目別での検索が可能であることは検索精度の今後の高まりが期待できます。

ポリシーや検索方法については、タウンワークなどの日本の求人メディアと類似性が高いといえるでしょう。

Q-mateについて

求人ボックスにご掲載いただく場合、弊社の求人管理システムQ-mateを介しての掲載がおすすめです。

Q-mateを介した原稿掲載がおすすめである理由は、以下の2つです。

【1】CSV機能が使える

求人ボックスは、原稿内容の修正を随時できる点が強みのひとつです。そのため、定期的な原稿刷新や新着化によって表示順位を高めることが重要です。
Q-mateはCSV機能が使用できるため、大量の原稿を取り扱う場合にも工数を抑えて掲載することが可能です。

【3】応募者情報が一元管理できる

連携する4つの求人サービスからの応募をQ-mateにて一元管理することが可能です。どの求人サービスからの応募者についても1つの画面にて管理できるため、採用工数を抑えることができます。

Q-mateの詳細についてはコチラの記事からご確認いただけます。
ご興味がございましたら、ぜひご覧くださいませ。

まとめ

今回の記事では、テレビCMなどで話題に上っている求人ボックスについてご紹介しました。

今後、求人ボックスの利用はさらに増えていくと考えられるため、今のうちに求人ボックスの活用に慣れておくことが今後の採用活動での効果出しのために重要です。

また、Indeedと比較してまだ発展中のサービスであるため競合が少なく、Indeedでは効果が出にくい案件も、求人ボックスでは効果が出たという事例も多くございます。

弊社クイックは、リクルートのトップパートナーとして創業以来40年間さまざまな企業様を支援させていただいており、原稿設計において強みを持っています。また、Indeed代理店としても国内226社のなかで、お取引実績上位3社のプラチナムパートナーに認定されており、Indeedや求人ボックスにおける運用実績も豊富です。

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