株式会社ロジスティクス・ネットワーク様 採用事例 CASE

株式会社ロジスティクス・ネットワーク様 採用事例

物流を通じて社会インフラを支える株式会社ロジスティクス・ネットワーク様。同社はこれまで、会社説明会において独自のスライド資料を活用してきましたが、「自社の魅力が学生に十分届いていない」という課題を感じていました。その解決策として選んだのが、株式会社クイックによる採用支援サービス「採活力」。本記事では、プロジェクトの背景から具体的な成果、そして今後の展望まで、株式会社ロジスティクス・ネットワーク様が実感した「伝わる採用広報」への変化を詳しくご紹介します。

目次

会社情報

HP: https://logisticsnetwork.nichirei-logi.co.jp

会社名 株式会社 ロジスティクス・ネットワーク
本店所在地 東京都千代田区神田三崎町三丁目3番23号 ニチレイ水道橋ビル
代表電話:03-6378-7179 代表FAX:03-6686-3056
代表者 代表取締役社長 馬場園 修三
資本金 1億円
設立 1986年8月8日
事業種目 ・貨物利用運送事業
・3PL(サードパーティーロジスティクス)事業
・冷蔵および凍結事業
・倉庫業
・物流センターの運営事業
・物流効率化に関するコン・サルティング業
・惣菜製造および農畜水産・物の加工ならびに売買
・総合リース業
・前各号の事業に付帯または関連する事業

 

クイックにご発注いただけた理由

弊社では従来より会社説明会において独自のスライドを活用していましたが、自社の魅力を学生に対して十分にお伝えできていないという課題を抱えていました。この課題解決のために複数の企業様からご提案をいただいた中から、クイックにお任せすることを決定しました。

クイックの提案で印象的だったのは、単純なスライドの修正作業にとどまらず、弊社の魅力をゼロベースで見直し、学生に響く明確なメッセージとして再構築するというアプローチです。現場で働く社員から経営層まであらゆる階層のメンバーにヒアリングを実施することで弊社の魅力を多角的に抽出するというプロセスには、自社の魅力が明確になることへの期待感が持てました。また、説明会スライドの改善という当初の依頼範囲を超えて、採用広報戦略や採用実務の改善まで視野に入れ、弊社の採用活動全体の底上げを図るという包括的な姿勢を示していただいた点も好印象でした。このような総合的なサポート体制も、クイックへの発注を決定した要因の一つです。

採活力を実施してのご感想

採活力に参加したことで、自社の業務の幅広さや仕事のやりがいなど、日常業務では見落としがちな魅力を改めて実感しました。また、自社では当たり前と捉えていることが、学生にとっては大きな関心を引くポイントとなり得ることにも気づかされました。

特に、人事部門でのディスカッションでは、参加者のバックグラウンドが多様であったため、それぞれの視点から多くの示唆を得ることができました。その過程で、私たちが気づいていなかった自社の強みに気づくことができたのも大きな収穫です。

成果物(レポート等)に対するご評価

レポートを通じて、私たちが求める人材要件が明確に可視化されたと実感しています。以前は「なんとなくこういう人」といった漠然としたイメージしか持っていませんでしたが、今回の取り組みを通じて、理想とする学生像が明確に浮かび上がりました。

作成されたペルソナでは、私たちが抱いていた理想像が言語化された内容となっており、非常に納得感のある内容でした。また、競合分析についても、新たな視点を得ることができました。どの企業を競合と定義するかという観点の重要性を再認識し、より深い理解が求められる領域であると感じました。また、採用コンセプトが明確になったことで社内での認識も統一され、自社の魅力を整理・凝縮して伝える基盤が整いました。

この中で特に成果を実感しているのは、具体的なペルソナ像が設計できた点です。これにより、「どのような学生が理想的なのか」だけでなく、「その学生にどのようにアプローチすべきか」までを具体的に考える契機となりました。
さらに、候補者体験の設計を通じて、それまで見落としていた視点からの気づきも数多く得られました。これまでのコンテンツは企業側の目線に偏っていた部分がありましたが、学生目線での情報設計の重要性を改めて認識する機会となりました。

※候補者体験とは、選考プロセスを通じて候補者が企業に対して抱く印象や感情の総体を指します。クイックでは、単にプロセスを整えるだけでなく、候補者が各ステップを通じてどのように心理的に変化し、最終的に企業への入社意欲が高まっていくかという一連の“感情の流れ”を意図的に設計しています。

説明会スライド制作後の変化

これまでの説明会資料では、仕事内容に対する動機づけが十分とは言えず、特にキャリアステップに関する具体的な情報が不足していました。その結果、学生が本当に知りたいと思っている内容に応えきれていませんでした。

しかし、今回の取り組みを通じて候補者体験を軸に学生視点で情報を整理し直したことで、伝えるべき内容の優先順位が明確になりました。その方針に基づいて新たに作成したスライドには、学生が求めるキャリアステップに関する具体的な情報を追加したことに加え、物流業界における当社の役割や社風、文化といった、より踏み込んだ情報を記載しています。これにより、学生の関心を的確に捉え、理解や共感を促す内容へとブラッシュアップされたと感じています。

実際、説明会後のアンケートでは、「キャリアステップが具体的でわかりやすかった」「採用コンセプトに共感した」といった前向きなコメントが増え、当社の代表的なプロジェクトにも深い関心が寄せられるようになっています。

また、説明会スライドが刷新されたことで、私たち自身も新たな気持ちで学生と向き合うことができています。従来の会社説明は、単なる情報提供にとどまっていましたが、今では「自社の魅力をどう伝えるか」を軸に据えたコミュニケーションの場へと変化しました。「私たちはなぜこの事業に取り組んでいるのか」という存在意義を起点に情報発信を行うことで、仕事のやりがいや意義に魅力を感じてくれる学生との出会いが増えています。結果として、目的意識をもって入社を希望する学生が確実に増えており、質の高い母集団形成に寄与していると実感しています。

今後のクイックに対するご期待

採用活動には、依然として多くの改善余地があると感じています。今回の取り組みを通じて説明会の質を高めることができましたが、今後は採用全体の早期化に対応し、選考プロセス全体をより計画的かつスムーズに進行できる体制を整えていきたいと考えています。

具体的には、インターンシップから本選考への移行率の向上が挙げられます。この点についても、クイックと共に具体的な打ち手を検討できればと期待しています。また、母集団形成においても課題感を持っており、特に弊社の認知度をどのように拡大していくかは重要なテーマです。選考前の段階で学生の印象に残る存在になるためには、より工夫されたアプローチが必要であると感じています。

これらの課題を解決するため、学生目線で設計された候補者体験に基づく採用活動が不可欠であると捉えています。その達成のため、貴社と協力しながら、ロジスティクス・ネットワークならではの魅力が伝わる採用プロセスの構築に取り組んでいきたいと考えています。

このプロジェクトの担当コンサルタント

株式会社クイック コンサルタント 三浦 彰仁


2021年4月に新卒入社。リクルーティングプランナーとして、アルバイト・パート採用から中途採用、新卒採用まで、幅広い採用領域でクライアント企業を支援。2022年には東名阪エリアで月間最優秀実績賞を受賞。2023年からは自社の新卒採用プロジェクトに参画し、学生面談や企業説明会での登壇、内定者研修の実施など、採用プロセス全般に携わる。同年、採用CXプロジェクトの立ち上げにも貢献。また、パーソルキャリア社主催のコンテストで優秀営業賞を受賞。クライアント企業の多様なニーズに応える採用支援から、自社の採用戦略立案まで、幅広い経験を活かした提案と伴走を強みとしている。

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