お客様情報
ダイレックス株式会社様は全国規模で展開するディスカウントストアであり、ドラッグストアや生鮮食品を取り扱う店舗を運営しています。同社はサンドラッググループに属し、生活必需品を手頃な価格で提供することで地域密着型の店舗運営を実現しています。また、全国規模での新規出店にも積極的に取り組んでおり、1,500店舗への店舗数拡大を目標に掲げています。
会社名 | ダイレックス株式会社 |
本部所在地 | 佐賀県佐賀市高木瀬町大字長瀬930番地 TEL.0952-32-6511(代) |
代表者 | 代表取締役会長 貞方 宏司 代表取締役社長 五味 肇 |
店舗名 | ダイレックス(D!REX) |
創業日 | 昭和63年2月25日 サンクスジャパン株式会社 |
設立 | 平成19年7月9日 ダイレックス株式会社 |
資本金 | 33億6,945万円 |
従業員 | 社員 1,690名、パート 9,967名( 2024 年 3 月 31 日現在) |
営業品目 | 食品、日用品、衣類、化粧品、家電製品、ペット用品、カー用品、文房具、スポーツ・レジャー用品、医薬品、酒類、灯油などの販売 |
お客様との出会いから現在まで
ダイレックス様とのご縁は、弊社HP経由でIndeedについてお問い合わせをいただいたことがきっかけで始まりました。その後、Indeed PLUSの効果にご期待いただき、2023年度の1〜3月に掲載を実施しました。しかし、採用進捗が思わしくない結果となり、改善の必要性が浮き彫りに。これを解決するために採活力を導入した結果、後述する通り採用単価は1/5に削減され、採用数も大幅に増加しました。
採活力実施前のご状況
採活力導入以前、2023年度1〜3月においてはIndeed PLUSに多くのご予算を投入いただいたにもかかわらず、採用実績はわずか数名にとどまりました。それには、求人上での競争力の不足に加え、福利厚生や待遇以外の「企業の魅力」を十分に言語化できていなかったことが主な要因と考えられました。
この状況を踏まえ、採用活動全体を再構築し、戦略的な設計を実現するソリューションとして「採活力」を導入。「採活力」によって、ターゲットペルソナの明確化、企業の魅力の整理、そして採用コンセプトの再構築を行うことで、まずはIndeed PLUSの効果を最大限に引き出す取り組みを行いました。
ご提案内容の採活力とは?
実施内容
従業員へのインタビュー形式で「採活力」を実施し、求職者に響く魅力を抽出しました。
実施プロセス
1.個別インタビューの実施
年次や経歴が異なる計7名(採用担当者、店長、現場スタッフ)に対し、個別インタビューを行いました。
2.目標の魅力に関するアンケート収集
インタビュー内容を更に補強するため、目標の魅力に関する意見をアンケート形式で集約しました。
3.レポート作成と原稿への反映
収集したデータを基にレポートを作成し、内容を具体化して原稿に反映させました。
納品レポート
● 人材要件
● 4つの魅力
● 競合分析
● ペルソナ設定
● コンセプト設計
● 候補者体験設計
レポートは媒体横断的な活用を想定して作成しました。
採活力をご提案した理由
人材要件整理と求人内容の最適化
Indeed PLUSでの採用率が他媒体と比較すると1/4ほどと低く、各フェーズでの歩留まり改善が必要でした。そのため、「人材要件の整理」や「魅力の抽出」(特に活動内容、構成員の魅力)を実施し、これらをペルソナ設定に基づいた求人内容として原稿に反映することで、応募数や有効応募率、さらに応募後の歩留まり改善が期待できると判断しました。
採活力を用いた伴走内容と成果
採活力後のアウトプットは、以下の通りです。
ペルソナ設定(3名分)
原稿コンセプト
制作意図
ターゲットとなる応募者の視点に寄り添いながら、ダイレックス様が求める業務内容や働き方と調和する採用コンセプトを策定しました。
広告では、顧客や仲間との触れ合い、そしてプライベートの充実を通じて、応募者が「普段着の自分」でいられる職場環境を強調し、「毎日を、ちょっといい1日に」できる魅力を訴求しています。
このコンセプトのもとで、応募者一人ひとりの「個性」と「キャリア」を尊重した面談を進めることで、応募者に新たな「!(気付き)」を提供し、「応募したい会社」から「入社したい会社」へと心理的な変化を促すことを目的としました。
ターゲットと背景
過去の社員インタビューから明らかになったのは、応募者の多くが「ダイレックスでなければならない」という強い志向を持っていないという点です。また、ダイレックス様も、「成長意欲が高く、やりがいを追求する日々を送りたい」という上昇志向が強い応募者を必ずしも重視していませんでした。
このような背景を踏まえ、両者の相互理解を深めて適切なマッチングを実現することを重視し、採用コンセプトを策定しました。
特に、若年層で体力に自信があり、業務内容に肉体労働が含まれる場合でも柔軟に対応できる人材を想定しました。具体的には、仕事以外でスポーツなどのアクティブな趣味を持ち、エネルギッシュな生活を送る応募者が、ターゲットとして適していると考えました。
成果
採用単価は⅕に削減、採用率も5倍に上昇。
上記の通り、採活力の導入によりIndeed PLUSの効果が顕著に回復しました。1~3月(導入前)と10~11月(導入後)のデータを比較すると、応募単価は約6割ほどに大幅減少。これにより、費用対効果が向上し、応募数も1.6倍と大幅に増加、結果採用数も増加しました。「応募率」などの遷移率が増加したことが大きな要因であり、具体的には、ターゲットに沿った求人広告のキャッチコピーや画像の変更、原稿内容の見直しが求職者の興味を引き、応募意欲を高めたと推測されます。また、応募後の歩留まりも改善されており入社意欲の高い方の応募も獲得できました。
このプロジェクトの担当コンサルタント
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株式会社クイック リクルーティング事業本部
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