未経験の採用担当者が、いきなり昨対比250%の採用成果を実現|採用コンサルティング事例 vol.2 COLUMN

更新日:2019.11.15

未経験の採用担当者が、いきなり昨対比250%の採用成果を実現|採用コンサルティング事例 vol.2

SES(エンジニア派遣)を主軸に、受託開発、コンサルティング、RPA事業などを手がける株式会社エグゼクションの篠田様にお話を伺いました。

採用コンサルティング導入の経緯、導入によってどんな効果が得られたのかを、振り返ってお答えいただいています。

異動により未経験から採用担当に着任する方も多いなかで、短期間で成果を挙げるために必要なことは何か。
参考にしていただけるポイントがあると思います。

右:篠田様(株式会社エグゼクション 管理部 人事採用担当)
左:福島淳史(株式会社クイック 採用コンサルタント 課長)

>今回、ご導入いただいた採用コンサルティングの仕組みについて解説した資料です。

目次

人事の仕事に興味をもち、転職を決意。未経験から採用担当に着任。

福島淳史:株式会社クイック

弊社のご提供した採用コンサルティングについて振り返っていただく前に、篠田様のご経歴についての質問なのですが、篠田様は、エグゼクションに入社するまでは採用業務のご経験はあったのでしょうか。

篠田

実は、ほとんどなかったです。
前職ではIT系の企業でアウトソーシング部門のリーダーをしていました。リーダー業務のなかでスタッフの面接を行うこともあって、そこで採用業務に興味をもち、転職、という流れですね。

篠田

転職活動のタイミングで、ちょうどエグゼクションが人事担当者を未経験OKの条件で募集していたんです。

福島淳史:株式会社クイック

面接の経験はあるものの、いわゆる「採用業務」の観点では、ほぼ未経験でのご入社だったということですね。

篠田

そうなんです。それで、クイックさんにコンサルティングのご提案をいただいたのが、当時、私が入社してまだ1~2ヶ月の頃。
ようやく会社に慣れて社内のことも分かってきて、「さてこれから人事・採用担当としてどうしていくか」と思案していた時期でした。

篠田

その頃はまだ、目指す組織の姿もはっきりしていませんでしたし、自社の採用基準もわかりませんでした。

福島淳史:株式会社クイック

初めて篠田様からお話を伺ったとき、これは弊社の採用コンサルティングを受けていただいたほうが絶対に良いと確信できました。やるなら今だと。

篠田

そうだったんですね。どういうところから確信されていたんですか?

福島淳史:株式会社クイック

ご相談いただくほとんどのケースでは、すでに企業様や採用担当の方のなかで、採用のル―ティーンがある程度できあがっていることが大半です。
そのため、コンサルティングを通じて答えを得ても、実際のお取組みに反映するためには、心理的な抵抗を乗り越えていただく必要があります。

福島淳史:株式会社クイック

しかし今回は、新しく篠田様が着任されて、まさにこれから採用の体制を築いていこうとされているタイミングだったので、採用フローをゼロベースで構築するには、とても良い機会だと感じていました。

篠田

実は、私個人としてもこれはチャンスだと思っていました。
未経験からの入社のため、採用担当者としての知識・経験が足りていないことは、自分自身が一番痛感していましたから…。 採用コンサルティングをきっかけにして、一気に知識を吸収してレベルアップできるのではないかと期待していました。

篠田

そこで社長に「採用コンサルティングというものがあるんですけど、受けても良いですか?」と相談したところ、思いがけずすんなりとOKを出していただけまして。

福島淳史:株式会社クイック

たしか、社長がちょうど、採用業務の一部を社員に任せていこうとお考えだったんですよね。

篠田

はい。従業員40名という、社長の目の届きやすい会社規模であることもあり、これまで採用は、全面的に社長が取り仕切っていました。社長が、候補者全員を面接していたんです。

福島淳史:株式会社クイック

最大で100名くらいまでの組織であれば、社長一人が奮闘すれば、採用は上手くいくことが多いので特に問題はありません。 ただ、組織の拡大を見据えると、どこかのタイミングで権限移譲は必要になりますよね…。

福島淳史:株式会社クイック

社長が頑張っていればいるほど、部下に採用を任せたタイミングで、一時的に採用のパフォーマンスは落ちてしまいがちで、その凹みをどれだけ少なくできるか、というのが課題だったりします。

篠田

まさにおっしゃる通りの懸念がありました。
そのため採用については、早めに現場に権限移譲を進めていきたいというのが、社長の考えでした。 採用コンサルティングのご提案をいただいたことが、考えを実行に移すための良い機会になったようです。

社長をふくめ、今後、採用に関わる社員8名にてミーティングを実施

福島淳史:株式会社クイック

今回のプロジェクトのカギは、これまで採用業務を一手に担っておられた社長のお考えを、社員の皆様に、いかにシェアできるかだと考えました。

福島淳史:株式会社クイック

また、社長の人材観を社員の方に一方的に押しつけるのではなく、ディスカッションを通じて、エグゼクション様の求める人材像や自社の強みについて、個々人が自分事として捉えられるような、そんな世界観を目指して介在させていただきました。

篠田

社長が積極的に働きかけてくださったこともあり、ミーティングには、色んな部署から参加してもらうことができました。
社長を筆頭に、役員2名、エンジニアMgr、営業Mgr、営業2名、そして採用担当の私の計8名が参加しました。

福島淳史:株式会社クイック

皆様、普段からオフィスでは顔を合わされていると思いますが、集まって会話されてみていかがでしたか。

篠田

うちはほとんどが中途採用で年齢もバラバラの組織です。 このミーティングにも、1年目~10年目まで幅広い年次の社員が参加していました。

篠田

そのため、どんな人材を採用すべきかという点について、意見が合わないのではないかと考えていたのですが…、求める人物像については、そこまでズレはなかったように感じました。

福島淳史:株式会社クイック

人物像の部分について、もう少し詳しくお話いただいても良いでしょうか。

篠田

はい。一言でいうと、求めているのが「スキル<タイプ」であったということですね。この大まかな部分は全員の共通認識でした。

篠田

あと、さらに具体的な性格や経歴などペルソナについては、社員の方それぞれの考えを聞くことができて、認識をすり合わせることもできましたし、入社間もない私にとっては、単純に自社理解を深める機会にもなりました。他の方はこんな風に人材について考えているのか、と。

福島淳史:株式会社クイック

そうですね。色々な会社で実施させていただいていますが、エグゼクション様の場合は、認識はかなり合っている方だったと思います。
企業様によっては、挙がってくる人物像が、部署やお立場によってバラバラになることもありますので。

福島淳史:株式会社クイック

人物像の次に話し合った、自社の魅力についてはいかがでしたか?

篠田

自社の強み・弱みについて、まったく考えていなかったわけではないのですが、明確に他社と比べてどうか、ということまで社内で議論したのは今回が初めてでした。
あと、魅力について考えるときに頂いた資料があったと思うのですが――

福島淳史:株式会社クイック

8つの魅力シートですね。

篠田

はい。話し合いながらシートを埋めていくことで、具体的にどの部分が会社として強いのか、そして弱いのかが明確になったのはありがたかったです。結果、うちの場合は、「理念・ビジョンへの共感」部分に課題があるのではないかと。

福島淳史:株式会社クイック

SES(エンジニア派遣)という事業の性質上、社員の帰属意識にも関わる理念の部分は、個々人の認識が薄くなりがちな面はあるのかもしれないですね。

篠田

その点については以前から社内に課題感はあったんです。むしろ、そうだからこそ会社としても力を入れてきた部分でもあったのですが…。
まだまだ足りないのだ、ということが客観的に示されたことで、改善に向けた共通認識がもてたのは、いま思えば会社にとって財産になったと感じます。

>ワークに使用したシートの簡易版を、こちらよりダウンロードいただけます。
自社の魅力発見シート ダウンロード

ペルソナ設計シートダウンロード

人事就任1年目で250%の採用成果を実現。採用サイト制作も担当。

福島淳史:株式会社クイック

他に、採用コンサルティングを経て変わったことなどありますでしょうか。

篠田

ミーティング内容をもとに作成いただいた面接評定表はとても便利で、いまもフル活用しています。

篠田

求職者についてどんな点を見れば良いのか、それを見るためにはどんな質問をすれば良いのかが対になって示されており、誰が面接をしても判断の軸がブレなくなったのは大きいです。
当時、経験が浅かった私でも、評定表を活用することでしっかり合否判断につながるヒアリングをすることができました。

福島淳史:株式会社クイック

そう言っていただけると嬉しいです。

篠田

いまは、面接を繰り返すなかで評定表の質問内容などをさらに磨いて、元々いただいた内容からカスタマイズしたものを、社内共通で運用しています。

福島淳史:株式会社クイック

ここまでご活用いただけると、コンサル冥利につきます。
我々は考え方や手法をお伝えすることはできるのですが、最終的な現場での採用実務については、企業様にお任せするしかありません。ここまで徹底して実施いただけるのは本当にありがたいです。

篠田

こちらこそありがとうございます。
今回の採用コンサルティングは、人事として初心者マークだった状態から、いきなり高速道路に乗せてもらえたような感覚で、私個人としても成長のきっかけになりました。

福島淳史:株式会社クイック

新卒採用のほうでも、さっそく成果が出ていると伺いました。

篠田

おかげさまで、今年度はすでに5名の内定出しができている状況です。
昨年度の内定・入社数は2名だったので、これから翌年の春までフォロー期間は残っているものの、非常に順調なスタートが切れています。

篠田

社長が主導で採用活動していたときは、どうしても片手間にならざるを得ない部分があったのですが、いまは私が専任で担当できていることも大きいと思います。

福島淳史:株式会社クイック

採用はスピード感も重要ですからね。社長も安心して篠田様に任せられる、と感じてくださっていると思います。

福島淳史:株式会社クイック

ちなみに、いまは新たに計画されている施策などはあったりしますか?

篠田

いま自社で採用ホームページを立ち上げようと計画しています。
これまで採用専用のサイトは持っていなかったのですが、求める人物像や自社の強みが明確になったので、それをもとにチャレンジしてみようかと。

篠田

幸い、制作は自社のエンジニアにお願いできるので、中身さえ決まればすぐにでも動き出してもらえる段取りになっています。

福島淳史:株式会社クイック

ありがとうございます。弊社の採用コンサルティングは、採用の幹になる考え方を企業様にインストールする、というものになりますので、採用サイトだけでなく、今後もパンフレット、インターンシップ企画、企業説明会など、あらゆる採用シーンでご活用いただけると思います。

篠田

おそらく以前だったら、いきなり採用サイトを作るといっても、正直どうして良いかわからなかったと思います。
採用コンサルティングを経て採用基準が明確になったおかげで、作り手に丸投げするのではなく、採用担当としての意思を持ってサイト制作に関われていると感じます。

福島淳史:株式会社クイック

Webサイトは、デザインが良くてもコンテンツの設計が甘いケースも少なくありませんから、人事の方がディレクションできるのは強みになりますね。 サイトが完成したらぜひ教えてください。

篠田

はい。もしかしたら途中で質問してしまうかもしれませんが、その際はよろしくお願いします。

福島淳史:株式会社クイック

もちろん大丈夫です。今後とも何かありましたら、お気軽にご相談ください。

篠田

ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

>今回、ご導入いただいた採用コンサルティングの仕組みについて解説した資料です。

>ワークに使用したシートの簡易版を、こちらよりダウンロードいただけます。

編集・執筆/中森規仁

コピーライター、求人媒体の管理・運用職を経て、2011年クイックに入社。ディレクター・プランナーとして、求人広告や採用企画(採用プランニング・採用ツールのご提案)、Indeedなどの広告運用に携わっています。2018年より本メディアの編集・執筆も兼任。

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